目標に近づく一つの方法 by イチロー #186
先日、野球選手としての引退をしたイチロー選手の昨年3月21日に行われた引退会見の記事を改めて読みました。
彼は、これまでも僕ら起業家にとっても大事な言葉をいくつも残してくれています。
彼のその引退会見の中から、4つのメッセージをピックアップして4回に分けて投稿しています。
今日はその最終回です。
■「50歳まではプレーしたいと公言していたが」の質問に対するイチロー選手の言葉
50(歳)まで。
確かに、いや最低50までって本当に思ってた。
それはかなわず、有言不実行の男になってしまったわけですけど、
その表現をしてこなかったら、ここまでできなかったかもなという思いもあります。
だから、言葉にすること、難しいかもしれないけど、言葉にして表現することっていうのは、目標に近づく一つの方法ではないかなと思っています
by イチロー
■自転車
自転車に乗っていると、見ている方向に近づいていきます。
特に、何かにぶつかりそう!と思って、そっちを見ているとどんどん近づいて行ってしまいます。
人は、具体的に見えるものに、行動が引っ張られる傾向があります。
だからこそ
「目標」
は
「見える化」
した方がいい。
ドリームマップなどは、写真や絵などを使った
「見える化」
ですね。
「言葉」
もその
「見える化」
のひとつです。
■公言するとより効果が高まる
まずは
「目指すゴールを言語化」
する。
これだけでも、目標にたどり着きやすくなります。
なぜなら
「行く先」
がわかったら
「どうやってそこへ行ったらいいか?」
を
「脳が考え始めてくれる」
からです。
そして、より効果を高めるのであれば
「公言」
することです。
あらゆるところで。
この効果は3つあります。
1.自分で何度も言うことで、自分の中に刷り込まれていき意識に定着する
2.公言することで「やらなくちゃいけない」状態に追い込まれ、力が湧いてくる
3.それを聞いた人の中から応援者が集い始める
■目標のために何をするかで考える
創業後の支援をしていて感じるのが
「人はどうしても目先のことにとらわれてしまう」
ということ。
だから、ドリームマップでも予祝でも、言葉でもなんでもいい。
自分が
「目指す状態」
を見える化しておく。
僕がサポートしている、ドリームプランプレゼンテーションの
「10分間のプレゼン動画」
もその一つです。
そして、何かあったらそれを見る。
すると、意識がそこに引き戻されます。
そもそも
「何のために」
やっているのか?ということに。
すると自ずと、何をしたらよさそうか、何はしなくてもいいのかが見えてきます。
ぜひ、自分が目指す状態を
「見える化」
してみてください。
【経営のレシピ】
50(歳)まで。
確かに、いや最低50までって本当に思ってた。
それはかなわず、有言不実行の男になってしまったわけですけど、
その表現をしてこなかったら、ここまでできなかったかもなという思いもあります。
だから、言葉にすること、難しいかもしれないけど、言葉にして表現することっていうのは、目標に近づく一つの方法ではないかなと思っています
by イチロー
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