見出し画像

うまくいっている人がやっていることを教えてほしい #213

コンサルティングやプロジェクト案件などでビジネスの現場に立っていると

「安易な決断」
「何気なくやる」

シーンによく出逢うのです。


これ実はすごくもったいない。


そして実は、これが売り上げに影響しているんです。


クライアントや経営塾生から

「うまくいっている人がやっていることを教えてほしい」
「売上を継続的にあげるためにやった方がいいことってどんなことですか?」

と聞かれることがあります。

今日は、まさにそこに直結する話です。


■次もここで

あるサービスは、毎月継続的に、そのサービスのお客さんに対して勉強会を開催しています。
そこで、先日、これまでと違う会場で開催したんですね。

そして、終わった後に主催している人たちが
「来月の会場どうしようか?」
ということを話していて
「来月もここでいいんじゃない?使いやすかったし」
という流れになり、会場が決まりました。


これが、まさに

「安易な決断」
「何気なくやる」

のパターンなんです。


■常に目的を忘れない

「うまくいっている人がやっていることを教えてほしい」
「売上を継続的にあげるためにやった方がいいことってどんなことですか?」

で大事なことは

「初心を忘れない」
「常に目的を忘れない」

ということです。


だから、事業が動き始めた後も
「行動と結果を目的に照らし合わせて、ずれていないか?より良くするにはどうすべきか?」
を考え続けることが大事なんです。


■よくあること

今回の意思決定。

「来月もここでいいんじゃない?使いやすかったし」
は何が起こっていたかというと
「主催する自分たちにとって予約しやすい」
とか
「会場費が安い」
だから
「次回もここでいい」
という
「自分たち目線」
での判断です。


そして、こうしたことって、本当によくあります。

どうしても、人は
「自分中心」
に考える傾向があるのですね。


だから、経営のコツはこれを
「本来の目的に照らし合わせて考える」
ようにすることなんです。

■目的と照らし合わせてみる

仮にあるサービスの目的が
「小さな子どもがいるママにホッとする時間を届け笑顔を作ること」
だとします。


それであれば
「小さな子どもがいるママにホッとする時間を届け笑顔を作ること」
のために、
「今回の会場は果たしてベストだったのか?」
という視点で考えるということです。


その上で
「これ以上の会場はない」
から
「次回もここにしよう!」
となるならよいですね。


あるいは

「ベストな会場が見つかったけど予算的には、そこで開催すると赤字になる。今回の会場はベストではないが、致命的にNGではないので、継続して別会場も探すが、次回はここにしよう」

ということでもよいでしょう。


そこには
「常に目的と照らし合わせて考えてみる」
というプロセスが含まれているからです。

こうした
「目に見えない、でも、大事な部分を手を抜かずにやっているか?」

「売れている人(ビジネス)」
になるのか
「売れない人(ビジネス)」
になるのかの分かれ道です。


■魂は細部に宿る

昨日した決断、いました決断は
「自分の事業の目的」
に合致しているだろうか?

ベストな決断だっただろうか?


そんな問いかけをしながら過ごしてみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?