講座やセミナーとコンサルティングを使い分ける基準 #175
僕の仕事は
「元気のおすそ分け」
であり、よく言われるのが
「動くパワースポット」
です。
会うと元気が出て、勇気が湧くそうです。
でも、これって大事で、勇気が湧けばちょっとした問題は自分で解決できる。
だけど、気力が落ちていると泥沼にはまっていくからです。
でも、4年前に50歳になり、やはり体力が落ち始めました。
だから
「元気のおすそ分け」
をするためには、今まで通り
「体力と気力が充実した自分」
である必要がある。
これじゃいかん!とフィットネスジムへ行く回数を週1回から週3回、最近は週5回に増やして3年が過ぎました。
そして、もともとは
「体力の維持」
の目的だったのですが、今や維持どころか、以前よりも体力がついてきています。
■継続することで出てきた悩み
一方で、何事もメリットだけじゃなく、デメリットもある。
トレーニングを継続している人の共通の悩みが
「洋服」
の悩みです。
これは2つあって、体系が変わることで
1.以前着ていた服が着れなくなる
2.既製服だとなかなかフィットするものがなくなってくる
というものです。
僕も、体力維持のために始めたののだけど、体重は6キロ、ウエストは4cmダウンしました。
ヒップも引き締まり、一方で、男性なので、太ももが太くなり、上半身もがっしりしてきました。
いわゆる
「アスリート体系」
です。
この結果、スーツが合わなくなってしまったのです。
とりあえず、ウエストがぶかぶかになってしまったので、こちらはリフォームして急場をしのぎました。
でも、全体のシルエットが、スタイリッシュじゃないのですね。
形よりも中身が大事なのがコンサルティングという仕事ですが、でもやはり、見た目の印象も大事な職業です。
なぜならコンサルタントは自分自身が商品だからです。
■オーダーメイド
なお、劇的ビフォーアフターは最初の2年ほどで、最近は落ち着いてきたので、今回スーツを新調しました。
もちろん既製服だと合わないので、オーダーしました。
最近は、技術も進歩して、マシンメイドと手縫いを組み合わせることで、手ごろな価格でオーダーできます。
ただ、以前、最近流行りのオーダースーツ店へ行ったら、縫製が中国の工場で数ヶ月でほつれてくるなど苦い経験をしたので、今回は経験豊富な老舗のお店へ。
担当してくれたのは、この道うん十年というのが見てわかる、スーツをさりげなく着こなした白髪のダンディーなテイラー。
僕の要望を聞きながら、それであれば、このタイプがいいと勧めてくれて、このタイプであれば、ポケットや袖はこのタイプがビジネススーツとしては良いという情報提供。
一方で、しっかりと採寸し、着心地を聞いてくれて、ゆとりをどれくらい持たせるかを決めてくれる。
必要な情報提供と、ヒアリングと、対応。
できる前から、いいスーツが仕上がる予感しかしていませんでした。
そして、出来上がったスーツは十分に満足いくものでした。
■必要な情報提供とアドバイス
情報提供だけでもないし、丸投げで
「どうしたいか?」
を聴くだけでもない。
必要な部分は情報提供し、こちらの決断をフォローしてくれる。
一方で、ヒアリングもしながら、その要望を加味してくれる。
このバランスって、実はコンサルティングでも同じなのですね。
そして、その時に生きてくるのが、やはりどれくらいの経験値があるか。
どれくらいの知識量があるか。
これは、20年以上コンサルタントとして活動してきて、最近感じていることです。
おかげで、以前は、コンサルティングに2時間とか3時間かかっていたのが、最近は60分から長くても90分で終わります。
1年かかって結果が出ていたものが9ヶ月とか半年で出るようになりました。
また、利用してくれた方たちからも、安心して相談できるという嬉しい声もいただいています。
■講座やセミナーとコンサルティングを使い分ける基準
なお、一般的に講座やセミナーは
「既製品」
になります。
多くの人に共通して必要なものを提供しています。
これで十分な人も多い。
ただ、ビジネスの場合は
「その学びを自分に当てはめて、行動と結果に落とし込む」
必要があり、ここが自分ひとりだと苦手な人は、情報提供だけでなく、フィットするように調整してくれる
「個別相談(コンサルティング)」
があっています。
よく、講座やセミナーへ参加した方がいいのか、コンサルティングで相談をした方がいいのかという悩みも耳にします。
ぜひ、自分の状況や特性に合わせ
「講座やセミナー」
がいいのか
「個別相談(コンサルティング)」
がいいのかを選んでください。
【経営のレシピ】
まずは、必要な情報を手にして最初の一歩を踏み出すのは
「講座やセミナー」
必要な情報提供と自分にフィットした内容を得るのは
「個別相談(コンサルティング)」
がいい。
自分の状況と、特性に合わせて必要な方を活用する。
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