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失敗は挑戦したからこその結果 #221

春先に相談に来られた新規クライアントの方。
昨年末から準備をして海外からの留学生を対象としたサービスを4月から立ち上げる予定でした。

ところがこのコロナ騒動で予定していた4月からの留学生はゼロに。
そのことにより、事業計画の見直しが必要で相談にやってきました。

まずは現状をヒアリング。
その中で、

1.サービスをしっかり組み立てることでクオリティを上げることができるコト。
2.クオリティを上げることで、2社の競合よりも圧倒的な差別化を行えるコト。

が見えてきました。

そこで、3ヶ月ほどかけて、そこを組み立てていくことを決めました。
これが初回のコンサルディングでした。


そして、先日、1週間後の2回目のコンサルティングで彼女は冒頭に

「この騒動がどれくらい長引くか想定がつかないことを考え、新たな事業を考えてきました」

といった話をしてきたのですね。


これが、単なる思いつきではなく、彼女の強み(既にあるスキル、人脈)をうまく活用し、サービス展開についてもよく考えられているのですね。

そして、そのうえで、マーケティング戦略と価格戦略について相談したいと、課題ポイントも明確にしてきていました。


また、その事業のニーズもあり、事業収益を上げていける可能性が高い。
この事業が軌道に乗れば、当初予定していた新規事業と2本の柱ができる。

また、当初予定してた新規事業は立ち上がりまで半年ほどかかるため、その間のキャッシュインにもなるし、今回の事業で得られた利益がそちらへの資本にもなる。


やはりキャッシュインとなる事業がひとつだけというのは、何かあった時のリスクが大きいので、複数ある方が安全なのですね。

実際、僕自身も法人コンサル、個人の方の創業後支援、雑貨店と3事業あることで、今年のコロナ騒動による収益への影響も軽微で済んでいます。


そこで、まずは、彼女が今回、新たに考えた事業の立ち上げに集中し、軌道に乗ったら、当初の新規事業のプランニングに移ることにしました。

でも、彼女のこうした行動力は本当に素晴らしいですね。
こうした行動力が新たな結果につながっていきます。

そして、そんな未来を見つめ、チャレンジする人は心から応援したくなるし、かっこいいですね!


■失敗は挑戦したからこその結果。そして、挑戦しなければ成功もない

失敗したことに目を向けるのではなく、挑戦した自分を褒める。
なぜなら、新たなことに挑戦し続けなければ、成功もないのだから。

だから、失敗したことに目を向けて、凹んで、挑戦しなくなるのはもったいない。


そして、一度でも挑戦したことがある人は
「挑戦する力」
が備わっている人です。

だから、これからも、挑戦していけます。


さあ、今日、今週、この1ヶ月、どんなことに挑戦しますか?


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