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会社員から起業した人が起業してから初めて気づく○○の大切さ #130

元会社員で起業した彼女が、しみじみと語ったことは、やはり、同じように会社員から独立した僕もかつて感じたことでした。


■会社の利点

会社の良さってなんだと思いますか?

ビジネスにおいては、実は利点がたくさんあります。
まずは、ビジネスで必要な要素を分業できるコト。

例えば、ビジネスには

・経営上の意思決定
・商品・サービス開発
・広報やマーケティング
・営業
・アフターフォロー
・経理などのお金管理
・資金調達
・さまざまな事務手続き

などやるべきことが多岐にわたります。

それらを担当者がいて分業している。
難しい意思決定は経営者や上司がしてくれる。
だから、担当者は自分の担当部分ができればいい。

でも、起業したらその全部をやって行く必要が出てくる。


また、ビジネスには「お金」という体力が必要だけど、それは経営者が頑張って確保してくれます。
ビジネスに必要な備品などもそろっています。

オフィスもあります。
こんな形で、会社の利点はたくさんあるのだけど、その中でも、最も大きな利点が・・


■会社のもっとも大きな利点

冒頭の彼女が言った言葉。

会社だとわからないことって上司や仲間に聞いたり相談できるんです。
でも、自分で起業してみた時に、まわりに、聞いたり相談できる人がいない。
だから、自分ひとりで考える。
するとぐるぐるループして何も答えが出てこないんです。


そう。
会社の場合は
「わからない時に聞いたり、相談できる」
人がいるのですね。

同期であったり、先輩や上司であったり。
これは実はすごく大事。

なぜなら、人って
「知らないことは行動できない」
し、
「不安感を持ちながら行動してもよい結果が出ない」
からです。

■起業したら仲間をつくる

なお、その彼女は、TOKYO創業ステーションでの起業セミナーの受講生でした。

そして、僕は、仲間の存在の重要さを知っているので、
「セミナーが終わった後も同期の仲間で集まって勉強会とかしていってね!」
と伝えました。


そして、実際に、賛同してくれた仲間10人と月1回、定期開催をしているとのコト。

こうした仲間がいいのは、10名もいると、いろんな人がいるコト。
それは得意分野もそうだし、起業して間もない人もいれば、数年たっている人もいる。

すると、数年たっている人からアドバイスがもらえる。
チラシをつくるのが苦手でも、得意な人がいたらつくってもらえる。


また、悩みや課題は、仮にそこで解決しなくても、話すことで頭の中が整理されたりスッキリしたりする。
スッキリ出来れば、また、行動できるようになります。

4回とか6回連続で講義がある起業セミナーなどに参加するとそうした仲間ができます。
連続式の起業セミナーにはそんなメリットがあります。


ぜひ、そうしたセミナーを活用し、お互いに相談ができ、共に支援しあえる仲間をつくって行ってください。

【経営のレシピ】

人は
「知らないことは行動できない」
し、
「不安感を持ちながら行動してもよい結果が出ない」
だから、相談したり、共に支援しあえる仲間をつくる。

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