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おひとり様ビジネス #161

もうすでにひとつのサービススタイルとして定着したのが
「おひとり様ビジネス」
です。

従来、家族やグループで利用していたものを
「ひとりでも利用しやすい」
ように提供する。


ビジネス的な言葉でいえば
「個客」
の取り込みです。

■ひとりカラオケ

こちらはすでに定着した感がある
「ひとりカラオケ」


専用の部屋を用意しているところもあります。


これ、実は僕もすごく恩恵にあずかっています。
僕の十八番は・・
ということではなく(笑)

外出中にちょっとオンラインミーティングの必要性が発生した。
カフェだとちょっとはばかられます。


そんな時に「個室」は役立つのですね。


なお、利用時に見てみると、ソファー席で寝ている人もいます。
ちょっとした仮眠利用ですね。


もちろん、本来のひとりカラオケの利用の人たちもたくさんいます。

■飲食店もおひとり様対応

このほかに
「ひとり焼肉」
のお店も増えてきました。


さらに、ガストなどのファミリーレストランが
「ひとり用のボックス席」
をつくったところ大好評。


ある店舗では、5席で試験的に始めたところ、利用者が多く20席に増やしたとのことです。

■おひとり様対応を考えてみる

一番いいのは、既存のサービスで利用者からすると
「料金は変わらずにおひとり様利用」
できることです。


僕も、青森や秋田へ出張しているときに、近くに定食屋などがないと、どうしても夕食は居酒屋などになったりします。

そんな時に
「カウンター席あり!おひとり様歓迎!」
と書かれていると、安心して入れたりします。


でも、それ以外に、料金は上がるけど、グループで対応しているものを
「おひとり様」
対応にするというやり方もあります。


例えば、僕が創業後支援センター「ライジング」で行っている講座ではおひとり様対応をしていて
「プライベートレッスン」
のメニューをつくってあるものがあります。


料金は、公開講座よりも高いのですが

1.基本コンテンツにあわせて受講生のニーズに合わせた内容でレクチャー
2.講座の中で受講生のビジネスに合わせたフィードバックというプチコンサル

を行うので、意外と利用いただいているサービスです。


これもその要望があり、生まれたサービスです。


自分のサービスで、大きく手間やお金をかけずに
「おひとり様」
対応をすることで、お客さんに喜ばれるサービスを作れないか?


そんな視点で考えてみると見えてくるものがあるかもしれません。


【経営のレシピ】

自分のサービスで、大きく手間やお金をかけずに
「おひとり様」
対応をすることで、お客さんに喜ばれるサービスを作れないか?

あるいは、女性向けのサービスだが、男性向けにつくれないか?

ママ向けのサービスだが、バリバリ働いている独身女性向けのサービスに出来ないか?

少し、視点をずらして考えてみる。

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