お冷、見てますか？

こんばんは、久しぶりのnote更新です。

夜8時、福井県の鯖江から８号線を通って
家に帰っていた運転中に考えたことを記します。

題名、なかなか意味不明ですよね
読み終わったら意味が分かりますので、
気になる方は数分ほど私のnoteにお時間ください

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その日は鯖江で某ご飯会があり、それに参加するために鯖江に来ていた。ご飯会もお開きになり、これから鯖江を出て
さぁ帰るか！って時に、ある人から私にメッセージが届いた。

「食事会中？鯖江にいるのかな？」

そのご飯会が開催されることを教えてくれた人からのもの。

彼女は４日前に
他のメンバーには、リセちゃんが参加すること私から伝えておくから、
ぜひいっておいで～～！！
と言ってくれた。

最初は、このメッセージが何を意味するのかよく分からなかった。

「今、解散したところです。何かございましたか？」と返信し、
「何もないの～。楽しかったのならよかった！意味深ごめん‪w」という返信を見て私は、

どうしたんだろう、鯖江で何か私に緊急の用事でもできたのかな
とぼんやり考えていた。

しばらくしてやっと気づいた。

私が無事に他のメンバーの招待を受け、詳細をもらい
食事会に参加できたかどうか、気にしてくれてのメッセージだったんだ！！
(改めて思うと、気づくの遅い……！！)

いや～そこまで気にかけてくれてたなんて！！
流石、(私の尊敬する)あの方だな～！
こういう気遣いできるの本当にかっこいいわ～～

８号線を走りながら唸った。

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よくよく思えば、あの人も、あの人も、あの人も、
自分がなんとなく”この人仕事できるな”って思う人は
気を遣える人が多い気がする。

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私のとても仲がいい友達がいる。
※ちなみに、このnoteで少し紹介した彼である。

その彼と某カフェ＆バーで会って、そろそろ帰ろうかと店を出た。

いつも私は電車(その時は終電)、彼は徒歩で帰る。
そこから駅までは20分弱ほどかかる。

店の前でバイバイしようとした私に彼が
「僕も駅まで行くよ」と言い出した。

「え、そんな送ってもらうなんて悪いよ、大丈夫よ。」という私に、

彼は、「いや、今日は親に迎えに来てもらって帰ろうかと思って。
駅前のほうが、ロータリーもあるし親も迎えに来やすい。」とのこと。

あ、なるほどね。んじゃ、一緒に駅に行こうか。
と20分ほど歩いて一緒に駅に向かった。

駅でバイバイし、電車に乗り、「親のお迎え着いた？」とLINEした。

すると「気分的に歩いて帰ってる～」と返信。

ちょっと待って……あ、そういうこと！！！？
ざっと計算すると、私を送る為に40分ぐらい歩かせてしまったことになる。

彼の気遣いと優しいウソにやっと気づいた私が
「遠回りさせてごめん！本当ありがとう」と送ると、

「いいよ～久しぶりにまともに外に出たし」とのこと。
(ちなみに、やや外出自粛開けの時期)

いや、どこまでかっこいいの！！！！
もう”光明”指して見えるよ！！

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尊敬するお世話になっている某先輩と初めてご飯にいった時も、
”わ～すごい！！かっこいい～～！”と唸った出来事があった。

注文したご飯が運ばれてきて、
さぁ食べるぞ！と、目が箸を探し始めた瞬間に、
先輩が机に備え付けてあった箸を、すっと出してくれた。

私のお冷が無くなりかけていて、そろそろ注ごうと思った時に、
先輩が私のお冷を注いでくれた。

超ベストタイミング！！きゃーかっこいい～～！！

しかも、私の話を”うんうん”と聞きながら、
目も顔も体も私に向けながら、
本当にさりげなく注いでくれた。

なんでこの人は、”箸どこだろ？”とか、”そろそろお水注ごう”とか
私の考えていること分かるんだろうと、
驚いていたら説明してくれた。

「人とご飯するときは、上座はどこか、箸はどこか、相手のお冷の水かさ……その他いろいろ考えてるよ。」

…………！！！
確かにイマ、私、上座、座ってんじゃん…！！
気づかなかった……！

あと、その先輩は、必ずお店の人に
大きな声で「ごちそうさまでした、ありがとうございました！」
と声をかけて店を出る。

いや、ほんとカッコイイよね……感嘆するばかりである。

それから、私も誰かとご飯行くときは、
相手を上座に導き、食べ始める瞬間に箸やフォークを差し出し、相手のお冷が無くなってきたら隙を見て注ぎ、お店を出るときはお店の人の顔を見て笑顔でお礼を言うように意識している。

意識しているといっても、気の張るものではなく
相手に先に箸を差し出されたら負け！
お冷を注がせたら負け！
というゲーム感覚だ。

割と楽しい。
私が意識してわざと先回りしているのを
相手が気づいてなさそうだと更に楽しい。

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例に出した３人に共通する大切なポイントは、
”相手に悟られないように気を遣っている”
という点だと思う。

ご飯無事に行けた？とメッセージを送るのではない
駅まで送るよ。と言って一緒に歩くのではない
お水いる？と言ってお冷を注ぐのではない

相手に言わないカッコよさがそこにある。

そういう気の遣われ方をしたほうは
いつも大体、後からやっと気づいても、”直接”お礼を言えない。

今度会ったらさりげなくお礼しよう
今度さりげなく(いい意味での)仕返ししよう
という思いが残る。

それは相手に直接伝える気遣いよりも
深く相手に感謝の気持ちが残ると思う。

(なんかあれだね、時代劇によくある”？”
「せめてお名前だけでも～～！」みたいだね)
※このネタ通じなかったらググってください……

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上記のような
カッコイイ気遣いができる人に私もなりたい！！

そう思って、人にしてもらったことを真似して、
他の人にするようになって更に気づいたことがある。

人に気を遣って初めて、人に気を遣われていたことに気づくこともある

ちょっと言葉が分かりにくいので説明すると、

どの席が上座がどうか意識して初めて、
相手がさりげなく自分に上座を座らせようとしていたことに気づく。
といったようなことだ。

見えていなかったものが見えてくる。

”あっ、自分が注ごうと思ってたのに、逆にお冷注いでくれた。
タイミングで負けた。”
そういう時は大抵、たまたまではなく相手も
(相手からして”相手”である)自分のお冷を見ていたと、
目線の動きで分かる。

まるで、気遣いのバトルである。

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そして、このような気遣いができる人は
相手がそれに気づいた時、とても魅力的に感じる。

つまり、ちょっと計算高いホンネを言うと、
自己アピールに繋がる

実際に
「リセちゃんは本当に気を遣えるね～
自分も見習わなかんわ～すごいわ！」
と、年上の人から褒められることも増えた。

(ちなみに、友達からだと「こういうことできるリセみたいな彼氏欲しい」
と言われる(笑))

どうしてできるの？ずっと意識してるの？親御さんの教育？
と、更に私に興味をもってくれる人もいた。

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自分もゲーム感覚で楽しい
相手もされて嬉しい
しかも、自己アピールにも繋がる

すごくオススメです。

”お冷を見るのが”

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と、題名の謎も解けたところで、
終わりにします。

まぁ、もちろん自分はまだまだヒヨコみたいなもので、
関わってくださっている方々から学ぶことは多いです。
今回はその一つを紹介しました。
もちろん、例に出した3人だけじゃなく他にも、
カッコよく気を使える方が沢山いらっしゃいます。
長くなるので省略しました。
読んでくださってるあなたも、実は私からしたらその1人かも……？？！

ちょっと長かったかもしれませんが、
読んでいただきありがとうございました。