見出し画像

インターンレポート9回目

今年も 筑波大学で行われている 「教育インターンシップ実践演習 」の活動に協力しています。9月から1月の間、9名の学生さんが活動に参加することになりました。
今回はラスト9人目のインターン生 F さんのレポートをお届けします。


こんにちは!インターン生のFです。
今回は、1月15日(月) の様子を紹介させていただきます!

午前中はフリースペースで1コマ目に小学生の子と凧を作る活動に参加した後に、それぞれが興味のあるゲームなどを一緒にやりながら過ごしました。
今日はそれぞれやりたい活動を中心に自由に過ごす子どもたちの姿が見られ、子どもたちと好きなことやハマっていることなどをたくさんお話しできました。

1コマ目の「社会のお部屋」では、”良く飛ぶ凧をつくろう!”というテーマで折り紙やストローを使って思い思いの凧を作っていました。
作っては外で飛ばしてみて、「もっと飛ばすためにはどんな構造がいいんだろう」「安定させるには骨組みから考えよう」と、もともとあるつくり方に縛られないで理想の凧に近づけるために集中して凧作りに取り組む姿が印象的でした。

凧作りに集中している様子


2コマ目と3コマ目では、子どもたちと一緒にゲームや折り紙をして過ごしました。
小学生の子が難しいドラゴンの折り方に苦戦する私に丁寧に教えてくれて、無事かっこいいドラゴンを折ることができました!
「はぁって言うゲーム」をする中で、それぞれの価値観の違いについて話すこともできました。演技力もこころなしか磨かれた気がします…!


午後は外に出て遊びたい子たちと一緒に松見公園に行って、おにごっこやサッカーをして体を動かしました。
小学生の体力は無尽蔵で、30分以上走り回った後でも「もっと遊びたい!」と楽しそうに遊んでいました。普段インドア派で運動習慣がない私は、久々の運動でちょっと走っただけで疲れてしまって、後半のおにごっこではすぐにつかまってしまいました…。でもとっても楽しかったです!
ボールを使ってオリジナルの遊びを考案したり、行き帰りの道中で”落ち葉を踏まないゲーム”を思いついて楽しみながら移動したりと、子どもならではの豊かな発想力を発揮していて、ここでも枠にとらわれないのびのびとした姿を見ることができました。

外でボール遊びを楽しむ様子


作った凧を飛ばしている様子


今回の実習を通して、子どもたちと一緒に過ごし様々な活動をする中で、活動に全力で取り組むエネルギッシュな子どもたちから元気をもらいました。
それぞれの興味のあることを初対面の私にもいきいきと話してくれたことで緊張していた私の心をほぐしてくれて、また好きなことを全力でやることの尊さ、楽しさ、大切さを教えてもらいました。

そして子どもたちと真摯に向き合う先生方の姿からも多くの学びを得ることができました。
それぞれの子どもの時間を大切にし、決まりを押し付けずに学びを助ける姿がとても印象的でした。
子どもたちの良かった行動を「よかったね」で終わりにせず「何がつながったんだろう」と子どもたちの健やかな成長のために考え続ける先生方を見て、常に学び続けなければならないと改めて思いました。
また声のかけ方、目線の配り方などいろいろなことに気を配りながらのびのびと過ごせるように工夫を凝らしていらっしゃる姿からも、大学の中で学んでいるだけでは気が付けない実践の中の学びを得ることができました。

私も子どもたちや先生方のように、相手の考えも尊重しながら常に自分の言動を顧みて過ごしていこうと思います。
2日間、貴重な経験をありがとうございました!


自然に子どもたちの中に入り、楽しい会話を広げることができるFさん。
ミーティングで話してくれる内容に、スタッフも気付きをもらえました。松見公園では、冷たい風が吹く中、子どもといっしょに全力で遊んでくれました。2日間お疲れ様でした。(スタッフM)


NPO法人リヴォルヴ学校教育研究所では、個性豊かな子どもたちの心に寄り添い、育ち・学びを支えるために、目的に賛同しご協力いただける方を広く募集しています!