お父さんは薪割りのプロ
私の父は薪割りの天才です。
センスがいいです。
結構なヨボヨボ爺さんです。
だけれど薪割り始めるとたちまち何かを悟った仙人のように黙々と淡々と薪を割り続けます。
薪を割るとストレスが飛んでいくんだとか。
ジャストのところへ命中してテンポよく割っていきます。
手に豆はできないの?腰疲れないの?
大丈夫かな?父ももう70を超えて結構なお爺さんの見た目なのでスパンスパンと薪を割ってる姿を見るとみんな驚くんです笑
そしてそれがとてもいい音なんです。
聞いてるこちらまでスカッとする感じです。
長く薪を割ってるから豆なんてできないそうです。多少腰は痛くなるみたいですが的確な薪割り方法を生み出したらしいのでそれであんなに高速でいい薪を作れるのですね。
父はお仕事の予約は取ってませんがちまたでは地味に有名で父の薪小屋をわざわざ見せて欲しいと見学する人もいるくらい。
そうなんです、割るのが上手なだけではなくて薪小屋に積むのもとっても上手でビシッと敷き詰められたその薪はまさに芸術作品のように美しいのです✨
そうだ父の趣味はテトリスだった🤣
ま、それは冗談ですが
割るのも美しい、積むのも美しくて薪割りを芸術として捉えてもいいと思うくらいです。
本人はあまりその凄さに気づいていません。
普通だろ?みんなこれくらいできるだろうって
だけどこれは絶対職人技、誰でも真似できることではありません。
そう、自分にとっては日常、普通のこと、
だけどそれってできない人からしたらめちゃくちゃ素敵なこと素晴らしいこと、
それって他人に言われて初めて気づくことって多いと思う。
私の音楽活動もそうです。
自分ではそんなにと思っていたことでも、
やってみたから喜んでくれる人がいるってこともわかった。
だから皆様もやりたいと思ってることまだやり始めてないとすればもう明日からやってみよう。後回しにしないでほしい。
何かが変わるかもしれない。
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