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パラレルワークをしていて、「伝えること」について考えさせられる機会があったので書いてみます。

私の仕事は「薬剤師」であり、「薬の情報を伝え、正しく飲んでいただく」という仕事です。自己紹介はこちら

薬剤師として「薬を正しく伝え、正しく飲んでいただくこと」とは、「ただ伝える」だけではなくて、その人がきちんと「理解できたか」そして、その結果「正しく理解できた情報に基づいて行動できるまで責任を持っている」ということです。

薬学的には「適正使用」と呼びますが、この領域の「医薬品情報学」を研究し修士課程を修めたので、臨床において正しく服用できるまで薬剤師として寄り添うことには重要な業務と考えています。

一方で、このスタンスでセラピストとして活動していく上で大きな壁にぶち当たりました。

薬剤師のスタンスで、マナカード リーディングをしようとすると、伝えることやアドバイスを取り入れてもらおうと一生懸命になってしまい、相手の受け取り方を気にしてしまうようになってしまいました。

マナカードリーディングは、潜在意識にアプローチし、カードから今の心の中を一緒に解き明かしていくセッションです。

当然、潜在意識は無意識の領域なので、ご本人も自覚がないことがカードとして出ていることもあります。そのことについて理解をしてもらおうとすると、ブロックがかかったり、時には会話が噛み合わなくなることもあります。

マナカード を初めて、最初の頃は「伝わらなかったかなぁ」とか、「悪い気分にさせたかな」と考えてしまったりもしました。

「嫌われる勇気」からの気づき

そんな時にたまたま読み返した本がこちら「嫌われる勇気」こんな例えと一文が出てきます。

「馬を水辺に連れていくことはできても、水を飲ませることはできない」
カウンセラーは相談者の人生を変えることはできない。相談者が変わるかどうかはカウンセラーの課題ではない。自分を変えることができるのは自分しかいない。

この部分を読んだところで、「自分自身が相談者の課題に踏み込みすぎていた」ことに気がつきましたし、自分がいつもしている薬剤師のスタンスとしてマナカード セラピストをしてしまっていたのだなと気がつきました。

これをきっかけにして、相手がどう受け取るかということについては気にしなくなるようになり、よりリーデイングに迷いがなく伝えられるようになりました。

私はあくまでもマナカード から受け取った、直感をMessengerとなって伝えて行きます。受け取るかどうか、受け取ったメッセージからどう行動するかは来ていただいた方に委ねられていると考えています。

ありがたいことに、私のもとにリーディングに来て下さる方はすでに何か前向きに行動しようと思っていたり、変化の途中にいる方が多いです。カードセッションをやったときには、理解できなかったことやどういう意味か受け取りきれなかった方も、その方たちが自ら進んでいく中で道を切り開いていってくださっている方ばかりです。(数ヶ月後に報告をいただくことが多いです)

「目に見えないものを言語化する」と言うのはとても難しいことですがマナカード は絵柄やビジュアルからその様子を教えてくれることもあります。
そしてマナカード からのメッセージは、その方のハイヤーセルフ(=自分自身)からのメッセージやアドバイスでもあるので、とても愛に溢れています。

自分自身を応援しない人なんていないから。
マナカードはハワイの知恵が詰まったとても愛にあふれるカードです。

悩んだ時、一方踏み出せない時自分を客観的に見たい時など、モヤモヤした時に引くと抜け出すヒントがあるかもしれません。

最後まで読んでくださりありがとうございます!

Aloha


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