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忍者になるってどういう事?

忍者になるって何?

まず、忍者とは何なのか。
サラッと説明すると【スパイ】です。
でも、本当にスパイをしたいという人はほぼ居ないですよね。
では何がしたくて忍者になりたいのか。

大きく分けて3つくらいですかね。
1.戦いたい(アクロバットしたい)
2.忍術を習得したい(護身術として習得したい)
3.コスプレしたい

ひとつずつ見ていきましょう。


1.戦いたい・アクロバットがしたい

忍者になりたいほとんどの人がこれかと思います。私もそうでした。

戦いたいというのは、刀を持って敵とやりあう殺陣をしたいという事ですね。
なので殺陣教室を探して習い始めるのが1番早いです。

殺陣教室では刀の扱い方や相手との息の合わせ方、手順を覚えて的確に刀を振る事がメインです。
殺陣は演技なので、決まった動きを覚えて刀を振るのですが、本当に斬り合っている様に見せる技術を磨くのが殺陣の醍醐味です。
なので、プロになると本物の刀を振る感覚を養う為に居合などを習っている方も多くいます。

殺陣教室にはアクションクラスなども一緒に開催している所がほとんどです。
アクション忍者にとってかなり重要な技術ですので、殴る、蹴る、やられる、受け身などをしっかり習得しないと怪我をする恐れがあります。

忍者にアクロバットは基本的に必要ありません
実際、かなり大きな現場以外では、バク転などを必須とした現場はほぼありません。
「出来るならやっても良いよ」は多いです。
バク転教室なども開催している所は多々ありますが、恐怖感がすぐに無くなる場合は習得出来るまで挑戦しても良いと思います。
恐怖感がなかなか抜けず、講師にサポートしてもらってのバク転が10回目…まで行くと、バク転は諦めた方が賢明です。
無理にする必要はどこにもありません。怪我をすると元も子もないので。

また、別の記事で殺陣教室の種類についても詳しくお話ししていきますが、自分好みの忍者はどんなものなのかというのも考えてみてください。


2.忍術を習得したい(護身術として習得したい)

これは今、忍者界の中で1番熱い市場だと思います。
なぜなら、外国の方に大人気のコンテンツだからです。

忍者の技は独特な暗殺術です。
見せる為の殺陣と違って、相手を確実に仕留める為ならどんな手でも使うのが忍術です。

手裏剣や吹き矢などの武器はもちろん、毒の扱いや医術も習得しています。
相手の急所を確実に突く為には、人体の構造が分かっていないと出来ないですし、手裏剣や吹き矢も外せば逆に自分の居場所を教えてしまう事になるので、1発で確実に仕留める技術が必要です。
更には歩く時も潜む時も、いつ何時も気配を殺す精神力が重要です。
足音を立てるなんてもっての外。
といった感じの技術を教えてくれる教室が日本全国各地で開催されています。

ただ、手裏剣が投げたいならテーマパーク内の手裏剣を投げるのがオススメですが、技術を習得したいならお家でも十分習得できます。
ダンボール・発泡スチロール・紙で的を作って、安く売ってるプラスチックの手裏剣を投げれば刺さります。
本物の鉄手裏剣を投げたい場合は、的を木の板(厚み20mm以上)に変更して投げれば刺さります。

ただ、護身術などとして忍者の体術を習得したい方は教室に通ってください。
正しい知識と技術を学ばないと、ただ怪我をさせてしまうだけです。
とはいえ教室で学んだとしても、危険なので教えてもらった技は決して安易に使わない様に。
私も一度、セクハラを受けかけた時に咄嗟に相手のツボを突いたら、相手はしばらく悶絶していました。
少し申し訳ない気持ちがありましたが、そのあとは一切手を出されなかったので効果はありました(^^)

今は忍術の教室として、インバウンド向けに開催している所も多々ありますので、体験から参加する事をおすすめします。


3.コスプレしたい

コチラも少し前はかなり需要が多かったコンテンツです。
忍者の格好をして写真を撮りたいなどの理由がありますが、殺陣教室に通っていた時にコスプレイヤーさんが多く来てました。
理由は、「写真を撮る時にポーズが決まらない」という事がほとんどです。

普段から慣れ親しんでいる物であればどう扱えば良いか分かりますが、いざ小道具として刀を持つと上手く構える事ができないのです。
そりゃそうですよね。
という事で、刀を持って写真を撮る時に気をつける点をいくつかご紹介します。

①切先(刃の先端)を意識する
・カメラの先に居ると想定した相手に刀を付けるなら、レンズに向かって切先を向ける
・ただポーズとして鞘から刃を抜いただけなら、切先を自分の身体の中心ラインに持って来ると形が決まりやすい

②刃の向きを意識する
・カメラに向かって刃を見せると、線になって刀が見えません。カメラには刃の面を見せる様に意識してください

③キャラクターのイメージを意識する
・強い剛腕なキャラなら、刀を肩に担ぐ
・優しい柔らかいキャラなら、帯刀(腰に刀をさした状態)のまま、左手で鞘の上部と鍔付近をしっかり握り、右手は柄頭を握るように添える
・陽気なキャラなら、鞘から刀を抜かずに、刀本体を左手で胸前に突き出して構える

と、文字では伝わりにくいですが、こういった事も教えてくれます。

なので、殺陣教室に体験で行く場合は、事前に「コスプレをする際の構え方などを教えて欲しい」と言えば、優しく色んな形を教えてくれるので、ぜひ活用してみてください! 


まとめ

今回は忍者になるって何?というテーマで書きましたが、いかがでしたか?
他にも気になる事があればコメントで聞いてくださいね。

ザックリとした説明ばかりなので、また後日、「殺陣教室の選び方や忍術について」の詳細、「女性が忍者になる事の意味」などもお伝えしようと思いますので、また遊びに来てください。

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