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2/42|「仕事の報酬とは何か 人間成長をめざして」田坂広志
Day11|2020年5月16日(土)
今日は、7月の移住までにマラソンみたいに42本インプットしようの第2弾です^^ 転職するにあたってのインプット。
仕事で何が得たいのか。なぜ仕事をするのか。
東京生活6年目、医療系人材営業で働く私が、新卒入社から1年とちょっとで大分県豊後高田市に転職&移住することに。移住するまでのことや移住してからのこと。毎日気楽に楽しく書きます。
本の概要
今回は転職するにあたって選書して頂いた本。
田坂広志さんの「仕事の報酬とは何か 人間成長をめざして」
仕事の報酬には「目に見える報酬」と「目に見えない報酬」がある
「目に見えない報酬」とは「能力」「仕事」「成長」である
報酬には2種類ある、「自ら求めて得るべき報酬」と「結果として与えられる報酬」
そしてその報酬の中でも最高の報酬は「人間としての成長」決して失われないもの。そんな「人間としての成長」を得ることができるのが「仕事の報酬」であると。
この本を読んで知れること
・なぜ仕事をするのか、仕事をして得るものとは?
・どんな仕事においても通ずる、仕事への向き合い方
・何があっても私から失われないものとは?
・働く喜びは仕事の報酬から得られるということ
すごく読みやすく分かりやすい書籍でした。「能力」「仕事」「成長」が仕事の中でいかにして身に着けていけるのか、例も交えながら書かれていました。
「能力」を身に着けることからは「腕を磨く喜び」が得られます。そしてこれは愚直に努力する、これ以外からは得られないと。若手のうちに師匠を見つけるべしと。つまり、松下幸之助のいう「素直なこころ」のように周りにいるあらゆる人からその学びを得ていくことで、その力は自分のものになるということなのかと。
そして仲間と良い「仕事」を作り出す。自分が作る価値は「作品」であると。志ある仲間と良い仕事を残すことが喜びであると。
ここまでだと、あるべき社会人の姿、を書き出しているだけにも見えますがここからが面白かった。最後に、仕事からは「人間としての成長」が得られる。「人間としての成長」とは「心の世界に処する力」だと。
仕事を通じ自分の心と向き合い続け、自分の心、他人の心に気が付くとき。人は成長する。それこそが、何があっても、誰にもとられない人の成長であると。
本からの学び
”何があっても失われないもの=人としての成長”
私が受験勉強を頑張ってた時、なんで頑張れたんだろうと思うとここに通じます。家に居場所なくて、当時は貧乏だとも勝手に思ってた中で、恩師がかけてくれた言葉と一緒。お金やモノと違って誰からも取って奪われないものが自分でつけた知識と経験。
知識と経験を積み重ねることが、私のモチベーション。でも今は、ただそこを目指すのではなく、仲間と志をもって人に向き合い「人としての成長」を得ていきたい。
だから、毎日仕事していると嫌だなあと思うこともあるし迷うこともあるけど、とにかく前に進む。それしかないのだなと。早く辞めただの、スキルがどうだの色々言われたりもしますが、すべて受け止めつつ吸収し学びに変えて進む。なのかな、と少し勇気をもらう解釈をしてしまいました。
最後に
人生は気づきの旅。
まさに、仕事も成長の旅。向き合うことで進む道。
成果を出して貢献したい。仕事ができる人になりたい。
すごい人、そうじゃない人。評価のある世界で「心の世界に処する力」これがあれば折れずに愚直に進める。そうすれば、自分の道ができていく。
そんなメッセージを受け取って、2冊目のノートはおしまい。つづく。
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