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服装心理lab.音声配信#003文字起こし|おしゃれの深層心理がわかるワークをやってみた(前編)

(だいたい)毎月1回配信している服装心理lab.音声配信の文字起こし版です。

▲音声版はこちら。


久野梨沙(以下、久野):はい、ということで始まりました。今月分、2024年8月の服装心理lab.メンバーシップ版の音声配信です。よろしくお願いします。今日でプレオープンから数えると3回目ということで、前回・前々回は私プラス一緒に運営してるスタイリストが2人の3人で対談をしてきて、1人が残って、その次の月はまた新しい人が入ってきて、っていう感じで、順番に1人当たり2ヶ月で1回退場してっていう感じでやっていこうかと思ったんですね。

7月が結構最近配信したんですけど、7月がですねカワサキさんが6月から残り居残りで新しく咲子さんが入って喋ったんですけど、今月は本当は咲子さんが残るはずだったんですが、体調不良ということで今月はいきなり2人とも新しいスタイリストということになります。

簡単に自己紹介からスタートしていきたいと思います。私の名前は久野です。今月もよろしくお願いします。では今月は私、久野と一緒にやってくれるスタイリストがまずはアワイさんです。

アワイ:はい、皆さんこんにちは。兵庫県明石市で活動しています粟井玲子といいます。スタイリストの他におうちの片付けも一緒にやらせていただいて活動をしています。よろしくお願いします。

久野:はい、よろしくお願いします。そしてもう1人がkyokoさんです。

kyoko:はい、初めまして。広島県でパーソナルスタイリストとして活動しております、kyokoです。よろしくお願いします。

久野:はい、よろしくお願いします。ということで今日は西の方のお2人と一緒にお届けします。よろしくお願いします。

今日は今月大体この音声配信は毎月ラボの方のnoteのメンバーシップの記事でいろんなテーマに沿って服装心理学が体感できる、ちょっとおしゃれが楽しくなるような、そして呪いが解かれるようなワークとか記事とかを配信をしてるんですけども、それにまつわるお話をしていくという感じに3ヶ月目、2ヶ月やってなってきておりますので、今月もそんな感じでやっていこうかなと思います。

今月は早速8月の頭から記事の方で配信したのが、服装心理学らしい心理検査をちょっとファッションに応用しようということで、おしゃれSCTというワークをやってみましょうということで配信してます。SCTは日本語では「文章完成法」と言われる心理検査です。

心理カウンセリングのときにいろんなお悩みを抱えて皆さんいらっしゃるんですけども、その悩みの原因をいろんな方法で探るんです。普通にカウンセリングして話聞いてるだけでは、なかなかそのお悩みの奥に潜んでいる原因とか、ボトルネックになってるものみたいなことをなかなか引き出すのに時間がかかってしまうことがあるので、それをもう少しいろんなアプローチでできるだけ早くたどり着こうということで、いろんな心理検査があるわけなんですけども、そのうちの一つです。

心理検査っていうと、何か問題解いて点数を出してみたいなイメージがあるかもしれないんですけども、このSCT文章完成法というのは、例えば心理カウンセリングの現場でよく使うときは、「私は」から始まる文章を10個書いてもらう。文章の頭の部分が決まってて、書き出しが決まっていて、その書き出しに合わせて自分で自由に発想して文章を完成させましょうというものです。

例えば「私は」っていう書き出しがかなり一般的によく使われるんですけど、その「私が」から何書いてもいいよって言われると、ついつい思ってないことは書けないわけですよね。自分の心にあることとかがつい出てきてしまう。誰かと一緒に書くわけじゃないから、人の真似もできないし。10個っていうと意外と10個書くの大変なんですよね。初めの2個3個4個ぐらいまでは書けるんだけど、10個って書くと結構ひねり出す感じになるんですね。意外とそのひねり出したものが心の奥底に隠していた本音だったりすることも結構あるので、この10個書くってのも結構ポイントなんです。

例えば「私は」から始まる文書を10個書いてもらうと、その方が自分に対して思っている自己認識、セルフイメージみたいなものが自分が認識できているものから、「何かこんなことが浮かんできちゃったんだけど」みたいな感じで自分が認識してなかったけど浮かんできたってことは、そう考えてたってことなんで、そういう考えが自分の中にあったということになります。それに改めて気づくみたいな、そういう感じでカウンセリングの一助とすることが多いのが文章完成法なんです。

それをちょっとファッションでやってみようということで、先日8月上旬にアップした記事では「おしゃれは」から始まる文章10個書いてみましょうということで、まずは文章完成法のSCTの説明とやってみましょうというのを投げかけをしたところです。

この音声配信が上がる頃には、過去にスタイリストがやったおしゃれSCTの事例をアップして、これはこういうふうに読み解けるよね、みたいな事例もいくつかアップしてる頃かなとは思うんですけど、今日はせっかく2人に参加してもらうので、その2人にはこの場でこの配信でちょっと発表してもらって、丸裸にしていこうかなという感じで思ってます。書くだけでも結構意外な気づきがあるんですけど、それをさらに人に分析してもらうとさらにまたいろんな気づきがあるので、ご自分で自分が書いたものを分析するときの参考にもぜひしていただければと思います。

今日はアワイさんにもkyokoさんにも、「おしゃれは」から始まる文章10個ずつ書いてきてもらいましたので、それをちょっと読み上げてもらいながらまずは自分的に感じたこととか、あと2人それぞれ発表してもらうので、お互いが書いたことを比較すると結構また違いが出たり、あとは共通点があったりして面白いので、そんなこともあってこういうふうに思うんですけど。ということでどっちからいきましょうか?どっちからでもいいって感じ?(笑)アワイさんから行きましょうか。10個バッと読み上げてもらおうかな。

アワイ:おしゃれは飾ること。おしゃれは楽しむこと。おしゃれは気分を上げること。おしゃれは頭を使うこと。おしゃれは計算をすること。おしゃれはいくつになってもできること。おしゃれは生活の潤い。おしゃれは社会の中の自分の存在アピール、名刺代わりみたいなもの。おしゃれは健康でいられること。最後、おしゃれは友達や会う人のため、その人たちも楽しんでもらう。以上です。

1おしゃれは、飾ること
2おしゃれは、たのしむこと
3おしゃれは、気分をあげること
4おしゃれは、頭を使うこと
5おしゃれは、計算すること
6おしゃれは、いくつになってもできること
7おしゃれは、生活の潤い
8おしゃれは、社会との自分の名刺
9おしゃれは、健康でいられること
10おしゃれは、おしゃれは友達や会う人のため。その人たちも楽しんでもらう

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