『自分が主役』だと仕事は上手くいかない
こんにちは!
塚本 りさです。
今回は、仕事をする上で一番大切にしている持論をお伝えします。色んな働き方や組織も役割もあるのは、承知の上です。
私が仕事で超大事にしていることは、
自分をそのまんま出さないこと
自分を主役にしないこと
です。
あ、だからと言って、我慢するとか、キャラを作るとか、言いたいことを言わないでは無いです。
あくまでも、スタンスとしてのお話しです。
でも、このスタンスでいてから仕事が楽しくなったり、顧客から感謝されるようになったり、目に見えた結果も出るようになってきた。
どのような経緯で、このスタンスにしたのかを書いていきますね。
このスタンスにしたのは、20代後半の時です。
当時は製薬会社で営業の仕事をしていました。それまでは、完全に自分を主役にしていたんです。
・私が頑張っているから成果を出した
・私が頑張っているから認めて欲しい
・私のおかげで◎◎の結果がある
・私のおかげで◎◎の製品が売れている
・私は成果を出しているから、ルールは多少破ってもいい
こんなカンジでした。ただただ、完全に痛い奴です。
若い時の勢いとか自分のキャラクターを前面に出すことを、仕事だと勘違いしていました。
でも、そんなスタンスだと長く結果は出ません。
今振り返りと、当たり前だよ(笑)と感じるのですが、成果が出なくなっていきました。
そんな時に、顧客からも信頼されて、しっかり売上を上げている同じ社内の先輩のお話を聞く機会がありました。
『この先輩は、元気でノリもいいし、顧客付き合いも良くしているし、自分のキャラを全面に出して(売って)結果を出しているんだろうな~』と勝手に予想していました。
でも、話を聞いてビックリ!全く違ったのです。
『僕は顧客とは、個人ではなく、会社対会社で付き合っている。
◎◎さんがよく頑張ってくれていると言われるのではなく、
◎◎会社さんがよく頑張ってくれていると言われるように頑張っている』と話をしたのです。
もう衝撃すぎました。あぁ、だから私はうまくいかないんだなって。私は何にも見えてないと、大きく絶望した瞬間でもありました。そして、スタンスも変えようと決めました。
『製品・お客さん・エンドユーザーが満足する為にはどうすれば良いのか?そのためには自分や会社を通して何ができるのか?』
ちょっと考えれば、自分を主役にするってとんちんかんすぎる話なんですよね。それば手段でもゴールでもない。
お客さんやユーザーにメリットを提供し、会社にも利益をもたらし、自分の報酬もアップする。こっちが本来の目的なハズ。スタンスを決めると、行動が変わってくる。
私もこのスタンスを真似させてもらったら、仕事も結果が出やすくなってきたし、何より楽しくなった。
お互いに自分の役割を果たすからこそ、一体感や喜びになるんだと分かった。
たとえ自分がめちゃめちゃ頑張っていても、何かが秀でていても、お客さんからしたらどうでもいい。話のネタになることはあるけど、メインではないよね。
好んでどうでもいい自慢話を聞きたい人は、いないと思う。事実やそこに至る過程なら、興味はあるかもしれないけど。
『会社員だからその考えなんじゃないの?』と、感じるかもしれませんが、個人で活動していたり、自分で事業をされている方も同じです。現に私は、個人で活動していますし、一部チーム行っているお仕事もありますが、スタンスは変わりません。
自分の中で伝えたいことがあって、自分と言うフィルターを通して発信していく、伝えていく。
自分というフィルターは通すけれど、主役ではない。
それは前に出ないとか、プロジェクトを取り仕切らないということでもない。
だから自分の全てをさらけ出すとか、何もかもSNSやネットで垂れ流しするとかは、論外。
もちろん、自分のキロク用ならそれでOK!
でも、先に伝えたい人がいるのなら、それはちょっと違うかな。私は超人見知りだし、めちゃビビりだけど、伝えたい想いがあるから、こうやってnoteに書いています。
『自分や会社を通して何ができるか?』
このスタンスで仕事をすると、楽しいし結果も出やすいからとってもおススメです♡
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?