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なんで抜毛症になったのか?

私が10代の時、今ほどネットが普及してなかった。(1000年前!)

だから当時は、「自分の髪を抜く、さらにはその髪を噛みたくなる、からの食べる(さらなるトリッキーな症状の登場に困惑されてる方も多いでしょう。これは今、置いときますね。まじ人体の不思議!)」そんなことをする人間て、世の中に私1人じゃん?て思っていた。

からの20年ほど経過し、抜毛症という病気があって、意外と悩んでる人もいる?しかもモデルをやってる方もいる?共存してる?まじで…!衝撃でした。

その頃、既に30代後半。

改めて書きますが、抜毛症の原因のひとつとも言われてる、母親の過干渉…それも毒親、友達感覚の距離感バグり気味な母親の束縛&共依存、それから何でか親と同じような威圧的なタイプの男性との不毛な関係に依存してしまう負のループに陥っていました。

で、本当にもう嫌になったんです。

何やってんの?自分を貶めるような相手と居るのも、メンタルガタ落ちからの抜毛も治したい…と心の底から思いました。

で、とりまメンタルクリニックに通ってみたんですが、結局、安定剤を処方されるのみ。

待て待て待て、薬飲んで、ピッタリ髪を抜くのを止められる、そんなはずなくない?

てことで、さらなる依存は回避すべく、安定剤は飲まなかったのです。

ただ私は子供の頃から夜型生活で、小2で軽い不眠症になったこともあるくらい、睡眠が不安的だったのでそこは改善しようと思ったのでした。

睡眠の大切さ

というわけで、1番軽い導眠剤を出してもらってお守りみたい感じで飲んでた。それも半錠折って。けど普段そこまで薬を飲まないのもあって劇的に効いて?飲んだらほぼ即寝。

先生に、半分だけ飲んでる、って伝えたら
それで全然いいよ!とのことだったので、それで睡眠は安定。

並行して、自分でも検索したり、ガチな専門書を買って読んで勉強も始めた。
そこで試した「認知行動療法」。   

中で進められていた記録するっていうのをやってみたんだけど、嘘でしょ?てくらい少しずつ抜毛症が改善していく。

読んだ本はこれです。
「強迫性障害からの脱出」

まあ、そのあとまた、ぶり返したりもあったけど
確実にこの本が私の完治の要素の一つ。
抜毛症についての記述がある本。私はその時に初めて出会ったのでした。

やめたくてもやめられない…!繰り返してしまう、あ、そっか抜毛症もそうなのか。爪噛みとかと一緒なんだな、って思った。

で、治療法を繰り返し読んで実行した。
今はもっと図解ありの読みやすい本が沢山出ていそうですね。

少しアレンジしたけど、やってみたことは、こんな感じ。

メモとペンを持ち歩き、抜いたらすぐに
その時間帯、状況、気分を記録
→どういう条件が揃うと抜くのかが分かる
私の場合は、寒い、空腹、眠い、緊張する出来事がある時、猫背になっている時、など…

→なので、なるべくそういう状況を回避するよう努める

→最終的に1日に抜いた本数を書く(だいたいでOK)
何故そうなったのか?総括みたいのも。
けど、締めでは、何か自分を肯定するまとめ的な一文で締めくくる。

「抜きたくなったけど我慢できた。」
「昨日より抜く本数が少なかった。」
「イラつくことがあったけど、冷静にやるべきことをやった自分偉い。」とか。

嘘みたいだけど、これをできる限り続けていくと、何故か抜きたい気持ちが減っていった。

まじで謎…ですが、この後また悪化するタイミングもあって、からの完治するまで5年近く
かかったのですが。

でも明らかな前進だったのでした。
他にも並行して色んなことをやってたので
それも書きますね。

まだまだ続く…!!

そして今、抜毛症で悩んでいる方へ。
まじで絶対治ります!!!!

自分を大切に、少しずつやれることをやってこ!

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