AirPods(Pro)の音質について僕なりの見解を語りたい
AirPods Proを使い初めて3ヶ月ほど経ちました。
通常版の不満点(落ちそうで不安)などが全て解消されて、毎日使っていて心地よいです。
そこで通常版含め、AirPodsの音質について自分なりの見解が見えてきたので、語りたいと思います。
音質は良いのか悪いのか
結論から言うと「多くの人にとって良い音質」と言っていいでしょう。
もちろん僕もその多くの人の一人だ。
その要因としては、とってもフラットで万人から嫌われないチューニングになっている思うからです。
「〇〇と比べると〇〇だなぁ」な意見を持つ人はいても、AirPods単体で聴いて音質悪いなぁという人は少数であると言っていいでしょう。
僕がイヤホンを選ぶ基準としてるのは「楽曲によってちゃんと表情が変わるか」です。AirPodsはその基準をきちんと越えています。
某オーディオメーカーが出しているイヤホンなどである「EXTRA BASS」みたいなキャッチコピーの低音ブースト型は受け付けないタチの僕はAirPodsの素直な音が凄くハマる。あーいうのは良くも悪くもどの楽曲も低音が前に出る。
もちろんそういうのを好むユーザがいるのは重々わかっているが、僕はアーティストやレコーディングエンジニアの意匠が伝わるフラットなチューニングにこだわりたい。
Amazonのとあるレビューで「ピュアオーディオ」的な音質とレビューしている方がいて、物凄く同感した。
業界No.1イヤホンがこの音質である事に意味がある
今日、世界で一番売れてる使われてるイヤホンはAirPodsである。サブスクの普及も相まって世界のすべての音楽がAppleのイヤホンで1番聴かれている。
AppleがAirPodsをこのような音質にチューニングしてるのはおそらく意図的だと思われる。
Appleほどの技術と資金力がある会社ならもっと低音ブリブリにしたり、ドンシャリサウンドにしたり、 キラキラな綺羅びやかサウンドにチューニングすることも容易であったろう。
だが、今や時価総額1位で世界一イヤホンが売ってる会社だ。
業界をリードしてる自覚があるからこその万人受けするフラットな音質にしてるのであろう。リファレンスイヤホンとして君臨すべき姿勢の現れだと僕は思う。
AirPodsをリファレンスとして、これからのイヤホンの音が決まっていくと言っても過言ではないだろう。
現に星野源などのミュージシャンもスタジオの高級スピーカーで聴いた後、EarPodsやAirPodsなどiPhoneのイヤホンなどでミックスを確認して最終的なミックスにすると言っていたほどだ。
まぁ今のシェアを考えれば至極真っ当な判断だ。
現時点ではまだ品薄が続いているAirPods Proだが、AirPods通常版の装着感に不安があったユーザなどがAirPods Proに乗り換えていくと考えるとこれからもAirPodsのシェアは伸びる一方なので、AirPodsひいてはAppleという企業が音のリファレンスの座としても君臨していく事は決定的だろう。
僕がリファレンス音源として使っている音源
最後に僕がイヤホンの音質チェック用によく聴いている音源達を紹介します。
どれも良いミックスなので、ぜひ音質のチェックの時などで参考にするのをオススメします。
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