見出し画像

譜久村聖ちゃん卒業コンサートに行って

気が付けば大晦日になっていました。
この記事をPCで書いてる途中、2回連続でブルースクリーンエラーが出てぞっとしました、そんな年の瀬です。
再起動かけたら直ったみたいなのでひとまず安心。

ちなみにタイトルは、モーニング娘。の「I WISH」の歌詞から取りました。
これは、2023年11月29日をもってモーニング娘。'23を卒業した譜久村聖ちゃんの卒業コンサートで歌われた曲です。
今でも忘れられないあの景色、まさに守られた空間(聖域)だったなあと思います。文章力なさすぎてうまく伝えられないのがもどかしい。
国語のテストでよくある「筆者の気持ちを20字以内で記述せよ」は大の苦手だったし、そんなん知るか、私はこう思うんじゃ!、というタイプでした。


1.卒業コンサート当選

約1年前から決まっていた譜久村聖ちゃん(通称:ふくちゃん)の卒業。
9年間モーニング娘。のリーダーとして、いついかなる時も全力を尽くしてくれたふくちゃんの卒業コンサート、どうしても行きたい!!と思い、チケットを申し込みました。
相当な倍率だと覚悟していたので、当選連絡が来た時、2023年の運を全て使い切った…と思いました。
たとえ天空席であれ、コンサート会場でメンバーと同じ空気を吸って、同じ空間を共有できるだけで幸せなので、当選した事実に感謝しつつ、コンサート当日を迎えました。

2.いざ横浜アリーナ

人生初の横浜アリーナ。千秋楽で武道館には何度も足を運びましたが、横浜アリーナは初。ここはモーニング娘。にとって特別な場所です。
横浜アリーナでの卒コンは、道重さゆみちゃん以来、9年ぶり。
開演前は、とにかく人、人、人!こんなにもたくさんモーニング娘。が好きな人がいるんだ…!と思うと嬉しくなりました。

中に入るとさらにびっくり。武道館の時と空気感が全然違う。
語彙がなさすぎて表現難しいのですが、「やっと横浜アリーナに戻って来れた」というメンバーの熱い想いがこっちまで伝わってくるような、ある種の気迫を感じました。まだコンサート始まっていないのに。

3.セトリが神すぎた

実は9月の座間公演も参戦していたので、セトリはある程度把握していたのですが、改めて聞くと神曲ばかり。
自分が知っている曲が流れるともちろん嬉しいですが、コンサートを通して知らない曲を知れるのも楽しいです。

①愛しく苦しいこの夜に
今回のツアーで初めて知った曲です。好きすぎるので長文です。
9月の座間公演で聞いた時は「あ、メロディーが好き」くらいで終わったのですが、卒コンで聞いたら初っ端から泣きました。メンバーの表現力に圧倒されました。
以下、私が好きなポイントです。

・歌い出しのふくちゃんの繊細で柔らかく温かな声
・「君の瞳をチラチラ」のパートで唯一、ふくちゃんをチラッと見つめた生田衣梨奈ちゃん(通称:えりぽん)
・「悲しいわけじゃないのに」で本当に切なそうに歌うえりぽん

ネット上では色んな解釈がされているこの曲ですが、私は、「ふくちゃんの卒コンという、二度と訪れない今日一日をふくちゃんと過ごす幸せをかみしめるメンバーとふくちゃんの心境」を歌っているように解釈できました。
この曲、悲しい曲調なんですけど、とっても大好きなんです。今でも散歩のときにリピート再生しています。

②恋愛Destiny~本音を論じたい~
出だしからコンサートで盛り上がる曲。散歩の時に聞いていますが、テンション上がります。
サビ前のきらきらしたメロディーが好きです。
この世の中、本音を論じれないことばかりだけど、本音で生きていきたい、そう思える曲です。
余談ですが、私は気に入った曲を延々繰り返して聴くタイプです。
「え、飽きないの?」とよく聞かれますが、リピート再生のおかげで、「あ、あの時はこの曲を聴いてこんなことを考えていたな」と鮮明に思い出せるので結構好きです。記憶と音楽がセットになるので良いです!

③涙ッチ
卒コンと言えばこの曲。
最後のフレーズは観客が合唱するのですが、号泣してほぼ歌えませんでした。こんな泣くとは思わなかった。袖で涙を拭うレベルで泣いてました。
この曲、今までは「歌詞良いじゃん」で終わっていたのですが、休職してから、以下のフレーズがほんっとうに身に沁みました。
好きすぎて手帳のフリースペースに写経したレベルです。

優しくなって 許しあって 
終わったこと 引きずらないで
だけど反省は大切さ 
失敗生かし 次は成功するのさ

ガキの頃みたく まっすぐに 
泣いて 笑って たくさん食べて
人間らしく 誇り高く 
あしたをこっちの 
ペースに巻き込むのさ

作詞・作曲 つんく 『涙ッチ』より


職場の人間関係でうんざりすることもあったけど、お互い許し合うことは大事だし、終わったことは引きずらない。
失敗したって反省して次につなげれば、それで良い。

子どもの時みたいにまっすぐに生きること。それが人間らしいということ。
相手のペースに巻き込まれるのではなく、明日をこっちのペースに巻き込んでやる!それくらいの気持ちでいればいい。

…そんな風に解釈できました。特に休職前は、人間らしい生活から遠ざかっていたので、「人間らしく 誇り高く」という歌詞には随分励まされたし、泣かされました。自分らしく生きていきたいです。

もし卒コンの日に戻れるなら、またヲタクみんなで大合唱したいです。
…なんかここまで書いていて、卒コンの感想というよりは自分の想いを投影しただけのような気がしますが、どうしても書きたいので続けます。

4.卒業セレモニーとソロ曲

アンコール後、「みーずーき!みーずーき!」と鳴りやまないみずきコール、真っ白とピンクを基調とした、まるでウェディングドレスに身を包んだふくちゃん、メンバーたちへの愛の溢れる手紙、そしてソロ曲に選んだ「I WISH」。この曲を歌うふくちゃんにどれだけ救われたことか。

多分知っている人も多いであろう、「I WISH」。
休職に入ってから、キャリアも人生設計も白紙に戻ってしまい、「ちっとも人生素晴らしくなんかないじゃん」と不貞腐れる日も増えました。
けど、この曲の良いところは、以下の通り歌っているところ。

晴れの日があるから そのうち雨も降る 
全ていつか 納得できるさ

作詞・作曲 つんく 『I WISH』より

確かに、今は雨が降っていて先の見えないつらい時期だけど、数年後に振り返ってみた時に「あの時はあんなこともあったけど、今は幸せ」そう思えたら良いな、と思えるようになりました。
晴れの日ばっかりだったら人生飽きちゃうし、雨が降るからこそ人生に彩りが出る。トータルで見たら、人生って素晴らしいじゃんと思えるんだろうなあと思っています。全力で笑って泣ける人生、悪くない!

もうこれ書いていただけで泣けてきました…。DVDが待ちきれない。
この曲を選んでくれたふくちゃんに国民栄誉賞を授与したいです。

5.ふくちゃん、卒業おめでとう!

何はともあれ、ふくちゃん、卒業おめでとう。
9年間も国民的グループのリーダーを務めるなんて、並大抵の努力では務まらないと思います。
絶対つらいこともあったはずなのに、最後まで笑顔で沢山の愛を伝えてくれて、多幸感に溢れる空間を作ってくれて、本当にありがとう。
ふくちゃんの未来がたくさんの幸せで溢れていますように。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?