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傾聴≠アドバイス

みなさんこんにちは。りりすけです。

最近、傾聴についての話をよく聞くので、
今回は、私が普段相談を受けたりカウンセリングをする際に意識していることをお伝えしようと思います。


傾聴と言うけども

傾聴=人の話に耳を傾ける
と言うのはよく言われている話ですね。

でもこれって字面だけ捉えると、
普通に親身に人の話を聴くだけだとも捉えられる。

あながち間違いではない。

でもそれってなんのために聞いているんでしょうか?

傾聴すべき話は、
基本的には相手からすると結構重要な話なのではないでしょうか?


相手はどうしてほしいのか

傾聴を求める相手はこちらに何をしてほしいのでしょう?
どうしたいのでしょう?

前に進むための何かを探しているんです。

そのため、相談を受けたりしたら大体の人はアドバイスをしてあげます。

それはそうですよね。
相談を受けた人の方が客観的に見ることが出来て、冷静に分析できますから。

それを繰り返しているうちに、相談を受けるとただアドバイスを返して終わり。という状態に陥ってしまいます。

つまり、
傾聴=アドバイス
となってしまいます。

しかし、人間はわがままなもので、自分がそうしたいと思わないと、そのアドバイスは実行しないんですよね。

そうすると、話した時間もあなたが割いた時間もほとんどが無駄になってしまいます。


相手に気づいてもらう

相談をしている相手は、前に進みたいけどその方法や自分がどう思っているのかを形に出来ずに足踏みをしています。

そんな相手に一方的なアドバイスをした所で、腑に落ちる訳がありません。

ではどうすればいいのか。

自分の状況、自分の感情、自分がしたいと思っている方法などをすべて自分で理解してもらいます。

なので、
相手に対して提案はすれど、答えは言いません。

本人自身の答えに辿り着けるように、導いてあげるのです。

これが
「傾聴≠アドバイス」
の形です。


すると本人は、状況や方法すべてに納得がいき、客観的な答えを出すことができます。

そしてそれが成功体験となり、自分に自信がついて前を向けるようになるのです。


まとめ

悩みもがいている相手に対して、一方的に解決策を提示しても、それは相談を受けている側の自己満足です。

傾聴は相手のためを思って話を聴くべきですので、アドバイスではなく、相手が自発的に前を向けるよう聴いて声かけをしてあげられるといいですね。


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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