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美容健康の観点からコーヒーを考える


皆さんコーヒー☕️はお好きでしょうか。

コーヒーに求める効果は人それぞれだと思いますが朝の眠気覚ましや勉強仕事などで疲れが溜まってリフレッシュしたい時、あるいはなんとなく習慣で飲んでいるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は多くの方にとって身近なコーヒーが美容や健康にどのような影響を与えるのかについて考えていきたいと思います。
最後までご覧いただけますと幸いです。

◯コーヒーを構成するもの

①クロロゲン酸

クロロゲン酸とは『コーヒーに主に含まれるポリフェノール』のことです。

※ポリフェノールとは植物が自らを守るために生み出す苦味や色素成分のことで摂取することで強い抗酸化作用を発揮します。その為美容効果はもちろん生活習慣病の予防にも効果的です

コーヒーが美容に良いと言われる最たる理由がこのポリフェノールであるクロロゲン酸が含まれているからです。

ここで具体的な効果について調べてみると…

・体内に生じた活性酸素を中和する抗酸化作用
・身体の炎症反応を抑制し、痛みや腫れを軽減する抗炎症作用
・肝臓のダメージや機能の低下を防ぎ、修復する肝保護作用
・食後に生じる血糖の急激な上昇を抑制する作用
・脂肪蓄積を減少させ過度な体脂肪の増加を防ぐ効果
・心臓や血管の健康を維持する心血管の保護作用
・細菌やウイルスに対する抑制効果
・免疫系の調整作用
・変異原や癌の発生を抑える作用

出典:大名町スキンクリニック 院長 橋本 慎太郎『コーヒーに含まれるクロロゲン酸のダイエット効果と副作用https://www.rakuten.ne.jp/gold/pycno/special/about_chlorogenic_acid.html』

このように数々の嬉しい効果が挙げられております。
クロロゲン酸を効率よく摂取するためには
⚪︎浅煎りを選択する
⚪︎ドリップタイプを選択する

この2点が大事と言われています。特別にこだわりがなければ浅煎りのドリップコーヒーを選択するのが良いかと思われます。

余談にはなりますがコーヒーが苦手でクロロゲン酸だけを摂取したいという方にはソフィーナipクロロゲン酸タブレットという商品がありますので活用してみるのもいいかもしれません。

②カフェイン

カフェインについてはご存知の方も多いと思いますが改めて美容と健康の観点からメリットとデメリットを整理していきたいと思います。

⚪︎メリット
・鎮痛剤代わりになる
・血流がよくなる
・利尿作用でむくみが改善される

⚪︎デメリット
・利尿作用で肌が乾燥しやすくなる
・摂取する量や時間によっては睡眠の質が下がる
・PMSが悪化しやすくなる
・自律神経が乱れやすくなる
・胃が荒れることがある
・ミネラル(特に鉄)の吸収を阻害する

このようにカフェインにはメリットもありますがデメリットも多くあり過剰摂取や常飲には注意が必要です。

またカフェインには依存性があり中毒になると以下のような症状に悩まされることになる為何気なくコーヒーを飲んでいる方には特に気を付けていただきたい内容になります。

精神症状

カフェイン中毒による軽度の精神症状では、緊張や興奮やイライラ、不安、あせりや不眠などの症状があらわれます。また焦燥感や不安、口数が増える「多弁」が見られることもあります。

重症になると精神錯乱や妄想、幻聴や幻覚、パニック発作、さらにはじっとしていられなくなる「衝動性」が見られることもあります。

身体症状

カフェイン中毒による軽度の身体症状では、胸の痛みやめまい、嘔吐や下痢などの症状があらわれます。また心拍数の増加や不整脈、動悸といった循環器系の異常が見られることも少なくありません。

重症になると手足の痙攣や頭痛、過呼吸をおこすこともあります。

出典:監修者:木村 眞樹子医師『【医師監修】カフェイン中毒とは?主な症状と摂取目安量を解説!https://www.seims.co.jp/column/2023122703/

③香り

コーヒーの香りは『リラックス効果と脳の活性化』という嬉しい効果をもたらします。
この香りについては豆の種類によって効果も含めて変わってくることがわかっています。

リラックス効果をさらに高めるコーヒー豆

リラックス効果を求めてオフィスコーヒーを飲む場合は、下記のコーヒー豆がおすすめです。ブルーマウンテン
グアテマラ


ともに酸味や苦味のバランスがとれたコーヒー豆で、世界中で親しまれています。流通量も多く手に入りやすいため、コーヒーの入門にも最適です。

集中力アップが期待できるコーヒー豆

オフィスコーヒーを飲んで集中力アップを期待するなら、下記のコーヒー豆がおすすめです。マンデリン
ブラジル
ハワイコナ


どれも口当たりがまろやかで、クセが少ないのが特徴です。飲みやすいコーヒーに仕上がるため、コーヒーが苦手な方でも美味しく味わえるでしょう。

出典:『コーヒーの香りによる効果とは? 効果別のおすすめコーヒー豆も紹介
https://www.daiohs.co.jp/coffee/article/archives/1472/

自分が求める効果に応じて豆の種類を変えてみたりお気に入りの香りを探す楽しみ方もできそうです。

◯コーヒー摂取における最適解

前述したコーヒーを構成するものの中でカフェインについてはメリットもありますがデメリットも多くあるため美容健康の観点から考えると避けるのが無難だと考えています。ここで私が提案したいものがデカフェコーヒーです。

①デカフェとは

デカフェとは本来含まれているカフェインを除去したもの』のことです。妊娠中などでカフェインを避けたい方やカフェインが身体に合わない方に特におすすめです。

私自身カフェインがあまり身体に合わないと感じているため極力避けるようにしていますがコーヒーが飲みたい時やクロロゲン酸の恩恵を受けたい時はデカフェコーヒーを楽しむようにしています。

またデカフェと混同されがちなものとしてカフェインレスがありますが日本においてはカフェインが90%以上除去されたものをカフェインレスと定義されておりデカフェと比較してカフェインの残留が多いため気をつける必要があります

②注意点

・カフェインの抽出方法について主に3種類あるがそのうちの1種類である有機溶剤抽出は危険性が高いため避ける(日本では輸入禁止になっています)
・デカフェであってもカフェインが0というわけではないため飲み過ぎには気を付ける


③デカフェコーヒーが飲めるお店

・スターバックス
・タリーズ

カフェインレスコーヒーを対応しているお店は数多くありましたが私の調べた限りではデカフェコーヒーを対応しているお店は上記の2件しか見つけることができませんでした。どちらのデカフェコーヒーも飲んだことがありますがスターバックスの方が味や風味が私好みでした。

◯まとめ

・コーヒーにはクロロゲン酸を主とする健康美容効果はあるものの摂取するコーヒーの種類によっては効果は存分に得ることができない
・カフェインについては毒にも薬にもなる可能性があり健康美容の観点からすると避けるのが無難
・コーヒー豆の種類によってもたらされる効果が異なる
・デカフェコーヒーであればカフェインのデメリットを防ぎながらクロロゲン酸とコーヒーの香りによる恩恵を受けられる

ここまでご覧いただき本当にありがとうございます。これからも有益な情報を発信していきたいと思いますのでよろしくお願いします☺︎

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