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人生を通して成し遂げたいことが決まったその瞬間の話〜オーストラリアでの6ヶ月の滞在記の全て〜


⚪︎5秒自己紹介

新卒1年目でメガベンチャーを辞め、新たな夢を追うための準備期間として、メルボルン🇦🇺にワーキングホリデーに来ている23歳女。人生初の海外移住と初オセアニア上陸で毎日脳内が沸騰しているが、その湯気をどうにか日本にも届けたいと考え、Noteに発散中。

⚪︎今日のテーマ

「こ、これだ。」

ブロックの凹凸がカチャってハマるみたいな、物体がピタって隙間なくっつくような、とにかく心地よく、不自然なく、ふと腑に落ちる経験ってあるだろうか。

そんなものあるわけない。学校だって、仕事だって、恋だって。自分が持っている理想から、少なからず「妥協」して、ちょっとずつ「我慢」して、みんなそうやって生きているから世界は成り立つんだって。

100%ピタってハマることなんて基本なくて、ハマってなくてもハマっているフリができるのが「大人」なんだって。

そう思っていたけど、少しの間だけ大人をやめて勇気を振り絞って日本から飛び出してみたら、気づいた。

もっと、自分らしくいたいし、居ていいってこと。


某アニメの映画シリーズのオープニングみたいなカッコ良すぎるスタートから始まった今日のこの記事は(自分で言うと最高にカッコ悪い)私が人生の準備期間としたこの6ヶ月のメルボルン滞在を通して何を得て、何を学び、これから何をするのかをここに記そうと思う。こんな記録、誰得になるのか不明のまま描き始めているが、

ただ、きっとこれを読んでくれているそこのあなたの人生に対するモヤモヤ・クシャクシャな気持ちを解決できるかもしれないポテンシャルはあると信じているので、もし興味があれば読んでみてほしい。(変な擬音を使用していますが、至って真面目です)


⭐️是非こんな人に読んでほしい

・毎日に少しモヤモヤってした感覚があること
・何においても選択が苦手な人(超優柔不断タイプ=私みたいな人)
・よくわからんけど筆者の安否を確認したい人(優しい)


最高の職場での気づき

1つ前の記事で「幸せ」について書いたが、(まだの人は是非)そこでも言った通り、メルボルン生活の中で職場が私にとって1番幸せを感じられる場所だった。

前記事ではその理由を「人間関係の充実感が高い」とまとめたが、それを作り出していたもっとコア要因はなんなのか、あの居心地のいい空間はどんな風に作られていたのか・・・。従業員同士の雑談かな?お客さんとの小話かな?なんて思っていたのだが、もっと大事なことがひそんでいたことに気づいたのだ。

その答えが、「自分らしくあれる」ことだった。


大ピンチが作り出した最高の瞬間

時は、(私にとって第1回)社内ミーティング。

私の所属していたカフェは、アルバイトも社員も同じようにカスタマーサービスの向上のため、1ヶ月に1回ミーティングをする。(とてもいい文化)

「まあ会社の朝会的なことか・・・」

私の知っている朝会は、代表者が周知事項を述べて、追加で話ある人が数人話して終わり。一言も話さないで終わる人の方が多いあの会議のことである。(あくまでも私の知っている朝会はね。)

そして、会議が始まった。

始まった途端、マネージャーを中心に社員、アルバイト関係なく、トピックに対してどんどん意見をぶつける。意見も一方的と言うよりは、コミュニケーションの矢印があっちやこっちに激しく変化する・・・

そして、私は開始5分でやっと気づいた。

「これは、ただいるだけではダメなやつだ。あ、ここ日本じゃなかった」不意におとづれたのは、底が見えない絶望だった。

そうじゃなくても、もちろん会話は全部英語。(史上最高に当たり前)私以外アジア人がない、9割オーストラリア出身。(アクセントはゴリゴリ)会話の内容をキャッチするだけでも、アマチュア野球選手がプロのピッチングを受けるくらいきついことなのに、それでいて公式試合に出るなんて。

さっきまで和気藹々と雑談で盛り上がっていた仲間が、手のひらを返し、何かを急かしているような(決して手のひら返していないし、急かしてもいない)そんな不安と恐怖が押し寄せる。

どんどん血の気がひく感覚を感じた。

うん?この気持ち、なんか懐かしいぞ。思えば中学生の数学の時間。

練習問題の答え合わせ。5問中4問は完璧なのに、そのわからない1問に限って、先生と目があってしまったあの瞬間。先生に届くはずもないことは百も承知で「神様、お願い。私を当てないで、見逃してください。」と懇願するあの気持ちだ。

なんてごちゃごちゃ考えていた私。ついに、司会のマネージャーと目があってしまった。そして、その瞬間が来てしまったのだ。

「どう?あなた最近うちの会社にジョインしてくれたけど、気づいたこととか印象とかなんでも教えてほしいんだけど?」(ゲームオーバー)

これまで議論に夢中だったマネージャー、仲間、社員の目線が一斉に私に視線を向ける。(もはや光線ビーム)

実は気絶しかけていたことはさておき、何かしら返さなきゃと思った私は、とりあえず頭の片隅に置いてあった最低限の英文法となぜか浮かんできた英単語で文章っぽいものを作った。3文と言う短い文で思っていたことを最大限に伝えた。

すると、マネージャーが「今の君の意見、今すごく重要なことで・・・(以下10文省略)」私のたった3文を10文にしてくれた。これは要約ではなく補足?拡張?みたいな感じだったが、そんなことより、自分の意見に対して、共感、同意、納得、承認を得られた時のあの瞬間。本当に生きていて良かったと感じた。

おまけで言うと、会議が終了後片付けを手伝った時に、マネージャーから「貴重な意見をありがとう。あの事は君だから気づけたことだよ。」なんて言葉をもらえて、もう感無量だった。(英語力がボロボロだったのは棚に上げられるくらいの嬉しい気持ち)


「自分らしく」あれる環境

上記の事件は、あくまでも一例で、それ以外にもお客さんとのやり取りで、「君のこう言うところがいいね!」とか、職場仲間との何気ない雑談で「その考え面白い」とか、「日本のこう言う文化いいよね」とか、

気づけば承認・共感などの自分を認めてくれる環境(言葉にすると綺麗事感満載でやけに薄っぺらくなっちゃうけど)が数多くあって、それが結果的に幸せで居心地がいいと感じられる理由だってことに、気づけた。

そして、この「自分らしくあれる環境づくり」を、日本でも取り入れて・・・「日本人がもっと幸せだなって感じられる社会を作りたい」なんていう壮大な夢を持つようになったのだ。


自分らしくあれる場所の創造

「うわ、また夢物語語ってて、青春並みに青臭いって。」
「そんなの実際どうやるん?」「無理じゃん?無謀じゃん?」

ここまで過激な人は、私の読者にはいないと信じているものの、ネガティブ思考が若干強い私の頭にはそんな意地悪なやつが存在していた。今の日本の職場をメルボルンの職場みたいに、1から変えていくのは、正直キリがないだろう・・・では、ナニカ新しい「自分らしくあれる環境」を作れれば・・・(ボソボソ)

で、それができるかもしれない会社に出会えたのが、10月から入社する会社ってわけで。(無事、内定決まった。嬉しい。)

その会社は、(音楽家、スポーツ選手、作家さんなどなど)独自の世界観を持っている人たちと、それに共感、賛同できる人をつなげコミュニティー創造し、サポートを行なっていく会社である。その会社が掲げているのビジョンを見ると、アーティスト目線側が強いものの(芸術系で食べていける人が少ない現状をコミュニティー創造で変えていく)、

私は、日本人がこれらのコミュニティへの参加を通じて、自分らしくいられる「人生における第三の場所」(第一が家族、第二が仕事場)を発見し、交流する中で、今以上に幸福感を感じてもらえると考えている。

つまり、私の叶えたいゴールと合っている(自分らしくあれる環境の創造が可能)と確信を持てたので入社したいなと思ったのである。(完全に会社の志望動機になった)

ピタッとハマるナニカを探したい人へ

もっと、自分らしくいたいし、居ていいってこと。

最初の方の決め台詞より

多分、(というか絶対)私が会社を通じて、コミュニティー創造を日本中に普及して、自分らしくあれる場所の創造をし、みんなに提供するよりも(絶対に叶えるけど)今これを読んでいるそこのあなたの気持ち、今後の行動を、「今」変える方が何百倍も早く自分らしくいられる環境を見つけられると思うので・・・Noteを書いて、背中を少し押しているつもりである。

もし、何か行動しようか悩んでいる人、やりたいことはあるのに優柔不断で動けない人、「自分らしくあれる環境」探しに出てみたい人がいて、記事を読んで数ミリでもその腰が浮いたなら、本望である。

そして、最後にこのNoteを読んでくれた全員が、「こ、これだ!」と思える人生の目標や自分らしくあれる環境に出会えることを心から願っている。


⚪︎最後に

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
もしよければハートボタン押してもらえると、とても嬉しいです。(今後のモチベーションになります。)前述の通りもうすぐ、ワーホリから日本に帰還する予定なので、日本帰って是非話してみたい!などあれば、気軽にコメントやDMしてもらえると嬉しいです。



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