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NieRの世界

今日は、私が少し前に出会って衝撃を受けたNieRというゲームシリーズについて、ほんの少し語ってみようと思います。

※ストーリーのネタバレ等はありません

『NieR』シリーズとは、スクウェア・エニックスが発売しているゲームプロジェクト。
略称は「NieR」または「ニーア」。
鬱ゲームの傑作として名高い『ドラッグオンドラグーン』を手掛けたチームによる開発ということで注目を集めた。DODと同じく癖の強い設定こそ多いものの、作風は王道となっており、ユーザー間の評価も高い。
ピクシブ百科事典

シリーズの始まりは2010年にPS3で発売された「NieR Replicant/Gestalt」
残念ながらこの時点では、まだ私との出会いには至らず。

その後2017年発売の第2作「NieR:Automata」が大ヒットしたことで、NieRという作品は大きく世に広まったようです。

そしてちょうど時を同じくしてこの頃。
YouTubeでゲーム実況をよく観るようになっていた私は、とある方の実況動画でNieRという作品を初めて認識しました。

最初の印象をひと言で表すなら、とにかく音楽が魅力的
正直ゲーム内容の方は、ストーリーが難解だなと感じてしまい実況動画の視聴も長くは続きませんでした…

実況動画を観なくなってからも、サントラだけは何かと聴いていたように思います。

東京オリンピック開会式では
選手入場のBGMにNieR Replicantの人気楽曲
“イニシエノウタ”が採用されました

そしてさらに時間は過ぎ。

私がついに自分でプレイしたのが初作のバージョンアップ版として2021年4月に発売された
「NieR Replicant ver.1.22474487139...」

ステイホームを余儀なくされる中、自宅でゲームを楽しむ時間が一気に増えていたことが大きなきっかけとなりました。

美しい音楽に加え、とにかくストーリーが素晴らしいと耳にしていたので、ゆっくりゆっくり、噛み締めるように楽しんだことを覚えています。

遠い約束。千年の嘘。


さて、私がこのver.1.22をプレイしてどうなったか。

ネタバレはしないということで詳しくは割愛しますが
とにかくラストバトル前からエンディングまでの間ノンストップ号泣。

それはそれはもう、顔が痛くなるまで…

世界観やストーリー自体は、あくまでもファンタジーであり、フィクションであり、創造上の物語であることに間違いない。
でもそこで繰り広げられる人間関係、感情はあまりにも現実的で、抉るように鋭く私の心に突き刺さってきたのです。


誰かの願いが叶うころ あの子が泣いてるよ
みんなの願いは同時には叶わない
誰かの願いが叶うころ/宇多田ヒカル


宇多田ヒカルさんの有名な楽曲に
「誰かの願いが叶うころ」という曲がありますが…

中でもこのワンフレーズは個人的に特に印象深い部分で、
私はこの曲を聴くとNieRを思い出すし、NieRに触れるとこの曲を思い出します
まさにNieRの世界そのものなのではと感じるくらい自分の中でリンクすると感じています。

ネタバレはありませんと言っておきながら
この歌詞を引用することでネタバレになるのではないかと少し心配になるくらい…汗

みんな大切なものを守りたい、ただそれだけ


NieR Re[in]carnation

そんな経験を経て、今やすっかりNieRワールドの虜になっている私ですが、
ver1.22のプレイ後に「NieR:Automata」についても改めて実況動画を見直してストーリーを理解し、
最近は約2年前からサービスを開始したスマホ用アプリゲームの
「NieR Re[in]carnation」をのんびりと遊んでいるところです。

サービス開始時から気にはなっていましたが、
ソシャゲのNieRってどうなんだろうか…と思っていたら、気付けば2年越しのプレイとなってしまいました。

こちらも実際にやってみると想像以上にしっかりとNieRの世界観が作り込まれており
変わらぬ美しい音楽と、ならではのストーリーが繰り広げられる展開にすっかりハマっています。

なぜ2年も食わず嫌いしてしまっていたのか…


ここまで目を通してくださってありがとうございました。

もしほんの少しでもNieRワールドに興味を持ってくださったなら
まずは気軽に、YouTubeなどでNieRの音楽を聴いてみることをオススメします。

もしかすると、あなたの心に深く響く新しい世界が広がっていくかも…しれません。

それではまた!


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