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声出し解禁ライブKAT-TUN『Fantasia』が最高だった!

KAT-TUNの2023年アリーナツアー『Fantasia』。亀梨くんの誕生日である2/23からスタートし、本日5/14の静岡でラストを飾りました。
私はご縁があり、横アリと静岡で計3回参戦できました!
KAT-TUNにハマったのが前作『Honey』からだったので、ツアーとしては2回目の参戦です。前回は時勢に合わせて声が出せませんでしたが、今回からマスク有り声出しOKということで、凄まじかったです!!
感想をざっくりまとめました。

1.まずアルバム『Fantasia』が名盤な時点で既に優勝している

今回のツアーは同名アルバム『Fantasia』をひっさげてのツアーでした。
まずこのアルバムの出来がかなり良いです。とりあえず、まずはダイジェストの公式Youtubeを張っておきます。大変良いアルバムです。

KAT-TUN - Fantasia [All Songs Digest]

捨て曲なしの名盤で、1曲目の『DIRTY  LUV』から『Wild  Rose』とつづき、3曲目で表題曲『Fantasia』という徐々にボルテージを上げていく曲順。この序盤3曲ですでに完成度の高いアルバムなのでは?という予感をさせてくれます。
中盤は比較的聴きやすく、ゆったりとした大人っぽくおしゃれな曲が続き後半へ。
シングルカット曲『ゼロからイチへ』、とにかくカッコ良すぎる『ELIZA』、そしてラストで心にじんわりとくる『Kissing  your hurts』という怒涛の流れ。

序破急の3部構造みたいにアルバム全体を通して緩急があって、1枚をぶっ通して聴くと「名盤だなぁ」と唸らせてくる非常に完成度の高いアルバムだと思います。
前作『Honey』同様サブスク解禁されているアルバムですので、未聴の方は是非聴いてみてください!おすすめです。


2.立体感のある演出が目にも耳にも楽しい

『Fantasia』というタイトルからか、魔法のような今までに見たことのないような視覚的に変化のある演出が多かったと思います。
メインステージが段差のある立体的な構造になっていました。一部稼働部分があって、気づいたらステージの形が変わっている、みたいな演出もあり面白かったです。

そして照明!KAT-TUNのライブはレーザー光線が尋常じゃないくらいバチバチなのですが、今回はメインステージ上部から上下斜め稼働可能な三角形の照明がありました。これがすごい面白かった!
ゲームやアニメの魔法エフェクトのようにメンバー一人一人の周りに展開される光がめちゃくちゃ面白かったです。これ、言葉でうまく説明できないので、もう早く円盤出してほしい!!とにかく綺麗でした!!

そしてセトリがすごい面白かったです。アルバム『Fantasia』からは当然ですが、『GOLD』『DON’T U EVER STOP』など昔の曲もありました。
そしてライブ後半でようやく披露される表題曲の『Fantasia』。曲前に導入されていた、直前に披露していた曲からライブ最初の『DURTY LUV』、そしてさらにライブに挑む直前と思しき三人まで逆再生で巻き戻っていく映像が面白かったです。
ライブに挑む直前の三人の姿まで巻き戻り、その時点が分岐点となってもう一度再構成して別次元の新しい高みに向かう…、みたいないな感じかしらん?セトリまで立体的なの!?とか思いました。
皆さんはどういう解釈しましたか?ここらへんは見た人それぞれがどう思ったのか聞いてみたいですね。
とりあえず、何回か見て意味合いをさぐりたいので、早く円盤出してほしい!!(2回目)

3.三者三様の個性が爆発していたソロ曲

前作アルバム『Honey』も個性豊かなソロ曲が収録されていましたが
今回も凄まじく個性出していました。
セトリ的には亀梨くん、中丸くん、上田くんのソロ曲怒涛の三連チャン。感情がめちゃくちゃ揺さぶられる三曲でした。

まず亀梨くん。前回の『夜は空いている』がまるで短編映画の様な非常に物語性の強い演出だったのですが、今回の『未完成な』ダンスでの表現がエグかったです。コンテンポラリーっぽくて、ダンサーを引き連れての群舞感もありという感じの演出。
亀梨くんのダンスは、身体能力が高いとか動きがすごいとかそういうのではなくて、ダンスに物語があると思いました。じっと魅入ってしまうという感じです。感情で踊るその様がすごかった。めちゃくちゃ好みのダンスでした。

そして中丸くん。サイバー感バリバリの『New sight』。中丸くんのソロ曲は歌詞がとても興味深い。
今回の曲は既成概念を蹴飛ばして自分で考えろというメッセージ性かしらん?と思ったり。
ご自身もクリエイターとして絵を描かれている方だからこそ、生みの苦しみに出会った時の突破口としてまっさらな状態で考える重要性がよくわかっているのかもなと思いました。
あと、お衣装が大変大変大変良かったです!!衣裳展とかやってくれませんかね。全方向からちゃんと観たい!
オーロラ色?にきらきら発光していてめちゃくちゃサイバー感出ててよかった。曲の世界観と超マッチしていました。

最後に上田くんまさかの2曲ガチャ方式!!今日はどっちかな~?ってなるパターンです。
まず1曲目が『花の舞う街』。もうこれは泣く。上田くんの歌っている姿が、気力を振り絞って歌っている感が凄まじい。観ているこちらの感情も上田くんに引っ張り上げられてしまい、観ていて良い意味でしんどい曲でした。
そして2曲目『ユダ』。楽曲としては和製リンキン味を感じました。格好いい尖った曲です!超好き!!
そして演出。いろいろと考察できそうなのですが、これはもう観た人それぞれが思うだろうから円盤出たらぜひ観てください!言葉で説明するのは無粋かなと!

4.声出しOKになったhyphenさんたちが凄かった!!

参戦前は「声出し解禁されたジャニーズのライブに行ってはたしてついていけるのかしらん?」というお気持ちでビクビクしていました。
というのも「キャー!」みたいな黄色い声が上がるライブに今までの人生で一度も行ったことなかったのです。どちらかというと人が降ってきたり頭振ったりしてるライブの方の経験が厚いので、黄色い声があがるライブは未知数だったのです。
ただ、横アリ・静岡と参戦して分かったのは、少なくともKAT-TUNのライブはぜんぜん大丈夫でした!
「キャー」はもちろんあるんですけれど、「イェーイ!」「ヒュー!」ひたすらに打点の高いペンライトの振りって感じで、みんなすごい声出てて楽しいライブでした。
アリーナ席がよく見えるスタンド席の前の方に入った回があったのですが、アリーナのノリが凄かった。めちゃくちゃ声出てノっててスタンドまでくる圧みたいなのが凄かったです!
あと、始まる直前のKAT-TUNコールできたのと、最後に皆一緒に「We are KAT-TUN!!!」できたのもとても嬉しかったです!

5.最後に

KAT-TUNの3人も凄まじく良かったのはもちろんですが、hyphenさんたちの熱気も半端なかったです。そしてみんな優しい。飛んできた銀テープを取れなかった人に配ったり、最後のスタッフさんへの感謝で近くにいるスタッフさんに体を向けて拍手をしている人たちがたくさんいました。
パフォーマンスする側も観に行っている側も、参加している人みんなが一丸となって全力で臨んでいてめっっっっっっっっちゃくちゃ楽しいライブでした!

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