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インドとインド人②
2024年1月のムンバイ、日本ではみられない景色
ムンバイではエレベーターおじさんがいました。デパートのエレベーターガールは普通ですが、雑居ビルのエレベーターおじさんは見たことがないでしょう。
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場所は、いくつか会社が入っている5階建てくらいのビル。エレベーターはありますが、超旧式で、ボタンを押してもランプが切れててつかない階があります。階数表示ランプもところどころつきません。そのためかエレベーターおじさんがいてオペレーションしてます。風景で何階かがわかるみたいで、階数表示のランプが切れてても、例えばここが4階だとか教えてくれます。
所変わってレストラン。ここには片付けるお兄さんがいます。
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片付けお兄さんは片付けるのが目的なので、ちょっと残っていてもすぐに片付けようとします。持っていかれないようにブロックしばければなりません。これはホテルも同じで、ちょっと残して何か取りに行っている間に、すべて片付けられ、新しいカトラリとナプキンが置かれてしまいます。そうなったら、その新しいのをまた使って食べ続けるのです。
そしてホテルには、マサラティー係がいます。
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この人はマサラティーしか作りません。
このような分業制社会がインドなんだそうです。ジャーティーという職業集団があり、その集合体で社会が動いています。ジャーティーは世襲だそうで、純インド人社会では生まれながらにして将来の職業が決まってしまうようです。
そうした影響なのでしょうか、役割分担が非常にクリアです。
電車でのインド人は自由です。いわゆる近郊電車でトランプしています。
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ドア開けっ放しで走る電車では、あえてそこで心地よさそうに立っています。
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展示会ではクルタを来た人達も見られます。
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国民の大半はヒンドゥーで、それ以外にシーク教徒やイスラム教徒がいます。とくにイスラムはかつてインドを支配しました。
いまやモディのヒンドゥーナショナリズムで、イスラム寺院が壊され、そこにヒンドゥー寺院が建つという社会になっています。因果応報なんですかね。
(Jan/2024)
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