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ロバート・ジョンソン

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お粗末な知識で恐縮です。ロバート・ジョンソンは1930年代アメリカ南部の伝説的なブルーズマンです。ブルーズ、ロック、ロックン・ロール、レゲエ、R&B、ヒップホップ、ポップス等、すべてのポピュラー・ミュージックのルーツを辿れば必ずや彼に辿り着くと言われる程の巨人です。なぜならば・・・ビートルズやローリング・ストーンズが21世紀の現代にまで脈々と隆盛を極めるポピュラー・ミュージックの大きな源流であることは否定のしようがありません。現代のミュージシャンが彼らを直接意識するしないに関わらず、また彼らを好きか嫌いかに関わらず、彼らがその後の大衆音楽に与えた影響は計り知れないものがありましょう。直接影響、間接影響に関わらず、彼らの革命力は絶大だったのです。(音楽性そのもののみならず、ポップビジネス界そのものに革命を起こしたという意味ででも)そのビートルズやストーンズが影響を受けたのが、ロックン・ロールの祖チャック・ベリー、そのチャックが影響を受けたのが、シカゴ・ブルーズの御大マディ・ウォーターズ、そのマディが影響を受けたのが、ロバート・ジョンソンです。つまり、もしロバート・ジョンソンがいなかったら、ビートルズもローリング・ストーンズも現れず、21世紀現代のポピュラー・ミュージックの様相も違うものになっていたかも知れません。(歴史に“もし”はありませんが😅)もちろんそのロバート・ジョンソン自身が影響を受けた先人ミュージシャンも当然いるわけで、彼ひとりが大きな大河の最初の一滴というわけではないのですが、それでもその音楽性においてエポックメイキング的な存在として神話的な存在となっている人です。ではどんな凄い音楽を創造した人なのか?は、私のような素人にはとても著述できません。😆(どうぞCD等で直接音源に触れてみてください)私も正直申し上げてロバ・ジョンの凄さがわかるまでに5、6年かかりました😱。初心者の方は、音源を聴く時の注意点としてなるべくでかい音で聴いてください。(イヤホンで音量アップで聴くといいと思います。モノラルで古い音源なので、迫力ある音量で聴かれるといいと思います)極めつけは、MeAndTheDevilBlus(俺と悪魔のブルーズ)聴こえてくるのは、まずはアコギのガッガ、ガッガ、ガッガ、ガッガ🎵というブルーズ独特のビート(シャッフル・ウォーキング・ベース)が心地よく心臓に突き刺さります。そしてロバ・ジョン独特のディミニッシュの和音が下腹部に突き刺さり、そして、あの美空ひばりさんの七色の声色に匹敵するロバ・ジョンの七色の声色のデモーニッシュなボーカルが、私達を悪魔的世界へ引摺り込んで行きます。わずか2分半の淡く妖しい暗黒の邪悪な悪魔との旅の道連れとして・・・この邪悪さに匹敵する音楽を、私はローリング・ストーンズのSympathyForTheDevil(悪魔を憐れむ歌)しか知りません。十字路で悪魔に魂を売って、超人的なギターテクニックをマスターしたとかなんとかいう伝説を残したロバ・ジョンですが、私も下手っピーながら彼のギタースタイルを練習しまして、時々あの快感が欲しくなって弾いております。🎸

というわけで、ロバート・ジョンソンはルーツ中のルーツなわけですが、だからといって決して前世紀の遺物でも化石でもありません。モーツァルトやベートーヴェンやチャーリー・パーカーが21世紀現代でも人々から愛されるように、ロバート・ジョンソンもマディ・ウォーターズもチャック・ベリーもビートルズもストーンズも、これからも聴き継がれていくでしょう✨

最後にミック・ジャガーの言葉から・・・

「ゴミは消えていく。本当にいいものだけが、残る・・・」

最後までお読み頂き、ありがとうございました🎵

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