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女性が仕事をするということ

わたしが専業主婦から 仕事をするようになったのは 32年前
始めは 生花店を開業しました。
生花店から そこに雑貨を置いたり カフェを併設したり。

がんばりましたね。
花屋は 綺麗な仕事のようにみえますが 実際は手は汚れるし荒れるし
朝は早いし 重いものも持つし。とにかく一番堪えたのは 真冬でもエアコンが入れれないことでした。

それでも お花が大好きで とくに薔薇が好きだったので
店も 薔薇の種類を豊富に置き 薔薇の花屋さん と言われるようにしました。
薔薇の品種は本当にたくさんで でも普通の花市では手に入らなかったりで
特別に頼んで 薔薇だけは 入荷した品種を配達してもらうという契約を結んだり。
世界一小さな薔薇 も販売してましたね。

キーパーは使わず とにかく自然に保てるようにと 一日に2,3回
水を替えていました。

そのころは アロマの流行りだすちょっと前で オイルも専門のところで手に入れるという感じの時代でした。
そんな中 うちは 他店と組んで イギリスから直に入れていました。
なので お値段もお手頃で 結構オイルを求めておいでになるお客様もいらっしゃいました。

朝は5時に起きて 同居をしている義父母の昼ご飯の用意などをして
6時半には花市に向かいます。
8時半には カフェのほうにモーニングを食べにおいでになるお客様がいるので カフェのほうの用意。
並行して お花の準備。 お昼に一度家に帰って 義父母の晩御飯の用意。
で、店に帰ってきたら 一緒にしてた妹が帰ります。
15時くらいからは 暇にはなるのですが 一人で店番です。
幸い 閉店は早く 18時には閉めていました。 週に一度 アレンジフラワーのレッスン日は 遅くまで教えたり、 結婚式のブーケやお祝いのお花などを注文うけたときは 夜中まで店にいたり。

帰宅したら 洗濯、掃除です。休むのは たいてい日が変わっていました。

それでも 自分の好きな やってみたかった店だったので 妹の力も借りて
がんばりました。

10年近くしたとき 義母が寝たきりになり 介護が必要になりました。
ちょうど 同じとき 妹のところの義父が 癌になり介護。
仕方なく 店を閉めました。

家で介護をしながらの日々の中 時間がすごくもったいなく思い
それまで勉強していた 東洋医学から心理学に興味をもっていたので
通信大学で心理学を学びだしました。
マニアのように 3校も受けて 8年 大学生してました。
そのころに 家に入っていたフリーペーパーに カウンセラー養成スクールの広告をみたのです。
まずは 案内を取り寄せました。 場所も自宅から近いです。
週に一度 3時間ほど時間を確保できたら 通えそうです。

通信大学を受けながら わたしは カウンセラー養成スクールに通いだしました。

そして 次の年 
わたしは そのスクールの姉妹校を 持つことができていました。

ここから始まる わたしの心理士としての仕事です。

続きは 明日にでも・・・


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