恋愛主義 &10


そして月日が流れ
25歳になり彼と私はまだ
続いていた。

しかし連絡は減りたまにの相談
年に1.2度会うか会わないか
という七夕状態になった




私は彼氏はできるが続かない
しかし彼との状況を知っても
私を好きと告白し続けてくれている
朔という男の子に出会った。



バイト先の後輩。
彼は私に一目惚れしたという。




今までの男とは違う雰囲気に
彼とのことをポロッと話してしまい
告白を断ったがそれでも好きだから
友達でいてほしいとそばにいてくれる。




友達にも朔と付き合えと言われるが
なぜかできなかった。
私にはない純粋さを汚したくなかった。


しかし少しずつ朔に引かれてるのも事実。
朔のおかげで笑うことが増えたし
彼のことを忘れられる時間が増えた。



彼とは正反対。
朔のこと好きになれたらな
彼を忘れられたらなと….



そして朔と仲良く話しているときに
彼からのLINE。


「俺の友達もいれて三人でご飯いこ」


私の表情が変わるのを見て朔も
一瞬で気づき


「彼から連絡っすか??」


「うん……」

「そんな顔しないで下さいよ!いい事じゃないですか!喜ばなきゃ!!!まあ俺的には嫌っすけど!早くボロボロに振られてくださいよ!
そしたら俺隙につけこむのに笑」


雰囲気を明るくしてくれる
朔に泣きそうになりながら


「ありがとう」


次の日曜日に約束し彼に会いに行く
一年ぶりだ。


そしてこの話を琴音にしたら
「馬鹿女いってらーー」
と言われた。

それくらい言われた方が
私も気が楽だ。ありがとう琴音。

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