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相手を信頼する

同居の母は腰の大きな手術を経て自宅療養中。 
幸い腰は回復してきているが、
まだ少ししか歩けず、
適応障害とうつっぽい症状と薬の副作用で
忘れっぽかったり、判断が遅くなったり
と、現時点、日常生活ではサポートが必要な状態。

そんな母が今日中に銀行に行かなきゃいけないと
急に言い出した。

私はペーパードライバーで運転ができない。 

さてどうしようか。  

悩んだけど、とにかく今日中じゃないと
ダメらしい。

家から歩ける距離の一番近い銀行に、
リハビリがてら散歩も兼ねて行ってみようかと
犬も連れて家を出た。

いつも散歩している2〜3倍くらいの距離。
不安ながらもなんとか銀行に着いた。

『外で待ってるね』と銀行の入り口で
母の様子を見守ることにした。

母は適応障害になってから、
ATMなどの操作やお金の管理をすると
パニックになりかけてしまうようで
とても心配だった。

お金のことは母が管理してるから
私が替わりにやってあげることができず。
いろんな口座から出金して、他の銀行に振込んで、、と複雑なことが今の母にできるのか。

案の定ATMでとても手間取っているようだった。
後ろに何人も人が並び、待たせていることも
相当プレッシャーだろう。

やばい。どうしよう。
母をどうにかしてあげなきゃ。
行ってあげたいけど、犬を連れているから
私は中に入れない。

そうしてる間にどんどん時間が流れてく。
私まで心臓がバクバクして
パニックになりかけてる。(私もパニック持ち)

私が直接母を助けられない状態。
このままじゃ母がどうにかなってしまうんじゃないか。。

そんな状況になって
急に『源』の存在を思い出した。
そうだ。『信頼してみよう』と頭に降ってきた。

母を、この状況を、信頼してみよう。
だって私たちはいつだって源と繋がってるんだから。

しっかりと足裏で立ち、
深く深呼吸を続けた。

『大丈夫』のエネルギーを送り続けた。

途中、財布の中身を全て落としてしまい
係員の方に手伝ってもらう様子を見えた。

大丈夫。
係員さんありがとう。

そしてATMでは結局出来なかったのか
窓口で何度もやり取りしてる様子も見えた。

大丈夫。
源と繋がってるから。

45分位かかったと思う。
その間私は集中とも違うし冷静とも違う
不思議な場所にいた。

疲れ果てて泣きそうな顔の母が戻ってきた。

『おつかれー!よくできたね』
と労いながら帰った。

あの時、『信頼しよう』と思えてなかったら
無理やり犬連れて銀行に入って
焦って『大丈夫!?』とか言って
でもわたしもどうしたら良いかわからなくて
結局もっと母を焦らせてたと思う。

今日のところはこれでOK。
現実は変わってないけど、
意識を使えた気がして嬉しかった。

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