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等身大の自分を愛する覚悟

突然2024年のなりたい姿ができた。 

それは背伸びしない自然体な自分

私が長年大好きなSMAPの草彅くんの一言がきっかけでできた理想像。

足りない、不完全な自分こそ個性

草彅くんは喋りが上手くなくて面白いことを言えなかったり、SMAPの中でも1番遅くにドラマの主演をしたりアイドルとして完璧にできない自分に悩んでいた時期があったそうです。
でも、考えれば考えるほどつまんない人間になる気がして、特に演技をする際には自分のその場での気持ちを大事にするようになったとおっしゃっていました。

「不完全な自分こそ個性」と捉えて、完璧ではない自分も受け止めて愛していて、見栄を張ることもせず、周りと比べることもしない、ありのままを表現しているからこそ、その自然体な姿が素敵に映るんだろうなと想像しながら番組を見ていました。

正直言うと私は、人から「すごい!」と思われたいという気持ちが強く、背伸びをしてしまったり、見栄を張ろうとしてしまったりするところがあります。
学生時代はみんなから「頭が良いね」と言われなかったから、人一倍勉強を頑張って来ました。
それに就職するときも、収入が高くてあんまり周りの女の子たちが選ばないような仕事をしたいと思って仕事を選んだ節もあります。
周りの人から「MRって激務なんでしょ?すごいね!」と言われるたびに優越感に浸っていたことも多々ありました。
結婚後も「仕事と家事を完璧にこなしていてすごいね」とか「結婚してもキャリアを築いていてすごいね」と言われることが嬉しかったりもしました。
こんなことを書いていて本当に穴があったら入りたいくらい恥ずかしいのですが、それくらい私は見栄っ張りで劣等感の強い人間です。

自分自身が勝手に誰かと戦って勝っていないと気が済まないから、誰とも比べずに等身大の自分を愛せる人はとても魅力的に映ります。
私だって、周りにすごいと言われなくてもやりたいことを見つけて没頭してみたいし、今の自分をありのまま表現して好かれてみたい。
そんなふうにいつも感じていました。
でもなかなか実行には移せなくて、いつも誰かと勝手に競争しては劣等感を抱いていました。

今は、育休中でお金を生み出すこともできなければ、家事も必要最低限のことしかできておらず、「すごい」なんて言われることは何ひとつなくなりました。
そうなってから、自己価値をうまく生み出せない自分に気が付き、「何かができる自分」ではなくて、「今、ありのまま自分」をもっと愛せるようになりたいと思うようになりました。
そして優越感を得るための夢ではなく、自分が心から望むことで夢を叶えてみたいです。

現状は、ありのままの自分は愛せていないし、叶えたい夢も探している途中だけど。
等身大の、今ありのままの自分を表現して、愛して、心から望むものを見つけていきたいです。

これまでの思考の癖を治すのはながーーい道のりになると思うけれど、少しずつでも理想に届くように、等身大の自分と向き合っていきたいです。


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