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アムステルダム、ロンドン、東京で感じたフィットネスのとらえ方

こんにちは、Ririです!今日はアムステルダムに住み始めてから気づいたオランダのフィットネス文化、特にヨガについてお話ししたいと思います。実は、オランダは自転車だけでなく、ジム通いも日常的なフィットネス大国です。そして何より感心したのが、ヨガのレベルの高さ。ヨガの聖地とも言われるアムステルダムで、ヨガがマインドウェルネスとしてどのように根付いているのか探ってみました。

東京のヨガは、私がいたころちょうど人気になってきたころで、ホットヨガがダイエットに良い、という全盛期でした。今はきっといろいろなスタイルがあるのだろうな、と思うのですが、ロンドンに住んでいた時にももう少しヨガはフィットネス要素が強い気がしたので、その感覚について調べてみました。



オランダで実践するフィットネスとマインドウェルネスの融合

1. 全人的アプローチ

オランダでは、フィットネスが単なる身体のトレーニングにとどまらず、心身全体のバランスを重視する傾向があります。フィットネスとマインドウェルネスは切り離せない要素として認識されており、日常生活の一部となっています。

2. メンタルヘルスへの意識の高さ

オランダ社会ではメンタルヘルスが非常に重視されており、ストレス管理やリラクゼーションの方法が教育や医療の一環として普及しています。ヨガはその中で、特にメンタルヘルスをサポートする手段として受け入れられています。

3. ホリスティックヘルスの伝統

オランダはホリスティックヘルス(全人的健康)を重視する伝統があります。これは、身体、心、精神のすべてが健康の一部であるという考え方であり、ヨガはその概念にぴったりと合致します。

ヨガの役割の違い

1. 導入と普及の経緯

ヨガがオランダに導入された際、メンタルヘルスやマインドフルネスの重要性が強調されました。その結果、ヨガは精神的なウェルネスを促進する方法として認知されました。一方、日本やイギリスでは、ヨガはフィットネスブームの一環として普及し、身体的なエクササイズの一つとして広まったため、そのイメージが強く残っています。

2. マーケティングの違い

オランダでは、ヨガスタジオやインストラクターがマインドウェルネスの要素を強調してマーケティングを行っています。それが一般の認識に影響を与えています。対照的に、日本やイギリスでは、フィットネスや体型管理に焦点を当てたマーケティングが行われているため、エクササイズとしての認識が強くなっています。

3. 社会的ニーズとトレンド

オランダでは、ストレス社会に対する対策や心の健康を保つ方法が求められており、ヨガはそのニーズに応える形で普及しました。日本やイギリスでは、フィットネス文化が強く、特に体力や筋力を維持・向上させる活動が求められる傾向にあります。

さいごに

オランダに来て、さまざまなヨガスタイルを試すことができ、何人かのお気に入りの先生も見つけることができました。アムステルダムのヨガがとても気に入ったので、ついにヨガインストラクターのライセンスを取得しました!フィジカルなヨガだけでなく、マインドウェルネスもまだまだ成長の余地はありますが、これからもヨガを続けていきたいと思います。

それぞれの国でヨガの受け入れ方が異なることは、それぞれの文化やニーズに応じた多様なヨガのスタイルがあることを意味します。どちらが良いか悪いかということではなく、自分に合ったスタイルを見つけることが大切かと思います。これからもヨガを通じて心身のバランスを保ちながら、成長を続けていきたいです。

読んでいただいてありがとうございました!

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