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発達ゆっくりの息子、自治体の親子療育に参加する

こんにちは。りりです。

1歳半検診で教えていただいた親子療育に、息子と2人で行ってきました。
息子と2人きりで過ごすのは10ヶ月の時に手術で入院した以来だったので、なんだか新鮮です。


●親子療育はどんなところ?

・親子で遊びを通して様々な感覚を刺激する
・親子の関わり方を学ぶ
・お子さんに合った遊びや声かけを知る

というのが目的かなと。

今回は自治体の親子療育なので、
・市の保健師さん
・市の保育士さん
・民間の療育施設の心理士さん

がいらっしゃいました。


●親子療育の流れ

①おもちゃで遊ぶ

まずは靴を脱いで室内へ。
その後は部屋の中であれば自由に遊んでOKです。
子どもを遊ばせながら、保護者は「気になること」「育児で困ってること」などを記入します。

おもちゃのエリア、絵本のエリア、自由に走り回れるスペースと、お子さんの遊びたい気持ちが満たされるような工夫がたくさん!

保育士さんが親子遊びのサポートをして、その様子を見て心理士さんがひとりひとりに丁寧に関わりながら保護者に話してくれます。


②保護者の自己紹介

子どもたちが環境に慣れてきたら、保育士さんに子どもをお任せして、保護者は丸になって自己紹介をします。
保護者から離れるのが難しいお子さんは、保護者の側で遊ぶこともありました。

・子どもの名前と月齢
・子どもが好きなキャラクター
・子育ての悩み

保健師さんが答えやすいテーマを挙げながら自己紹介をします。



③おもちゃを一旦片付けて集団遊び

●内容
①アンパンマンのパネルをホワイトボードに貼る
②バスタオルのハンモックでゆらゆら遊び
③体操(この日はからだダンダン)
④大型絵本での読み聞かせ

集団遊びが始まる前に心理士さんから一言。

「お子さんを集団に入れようとしないでください。
  この目的は楽しい遊びを見つけることなので
  好きなことに付き合ってください。」


この言葉に救われます。
周りを気にせず息子が好きなことに付き合おうと前向きになりました。

自由にさせた結果、息子の様子は…

①アンパンマンのパネルをホワイトボードに貼る
・BGMのアンパンマンマーチにまず反応
・周りのお友達がパネルに貼るのを見て真似
・だけど不器用で貼れず少し落ち込む

②バスタオルのハンモックでゆらゆら遊び
・興味を示して参加するが一瞬で怖がって降りる
・だけど何回かやりたがる
・周りが阿鼻叫喚なのにビビってた

③体操(この日はからだダンダン)
・おかあさんといっしょファンなので大歓喜
・踊らず周りの様子を見て楽しむ

④大型絵本での読み聞かせ
・絵本が大好きなので最前列に座って参加
・1人だけじっと見ててシュールだった


④再びおもちゃを出してフリータイム


⑤再び親が輪になって座り心理士さんと勉強会

①のアンケートで記入した「子育てで悩むところ」で1番多いものをピックアップして、対処法などを教えてもらいました。

この日は「癇癪」がテーマで心理士さんが丁寧に教えてくださったのですが、癇癪がまだない息子を見ていつ起こるか分からないので真剣に聞きました。


⑥挨拶して解散

10:00スタート 11:45終了
結構長い時間でしたが、息子は大好きな絵本を独り占めできて大満足です。

特に⑤で私と離れた時は保育士さんを独占して一緒に絵本を読めたことが嬉しかったようです。


●まとめ

自治体の親子療育のカリキュラムは様々なので、すべての場所がこのような流れとは限りません。

ですが私が経験したところは「子どもが楽しむことが大切」をテーマにされていたのは凄くありがたかったなと思い、今回記事にまとめました。


次回は「自治体の療育から民間の療育へ」についてお伝えします。

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