今日はプライベートなお話をします

こんにちは^^
今日は、今私の思っていることを書こうと思います。
(文中では、あえて"普通"という表現をしていますが、同性カップルが普通でないという意味合いではないです。私の中で思っただけなので、どうかあたたかく見守っていただけたら嬉しいです。)

実は最近、私のブログのことで奥さんともめていたんです。
私がここを始めたとき、本当はここの存在を教えるつもりはなかったけど
ひょんなことから、知れてしまったんです。
だけど奥さんは、ブログを書くことをよく思っていないようで…

私がここを始めたのは
きっかけは、職場での業務が少ないことでした。
私は任されている業務量が少なくて、スキルアップもなかなか難しいと感じていて
転職することや、ほかにこの時間を有効活用できることはないか、と、探していました。

それと、外の世界ともっと繋がりを持ちたいと思ったから。
小さな世界にいると、視野が狭くなって、考えることも狭くなる。だから、視野を広げるために。

そして最後に、表現の場がほしかったから。
私にとっては、私の言葉は自分の宝物のようなもので、
大切な、忘れたくないかけがえのない気持ちで。

だけど、奥さんには、その大切な気持ちをうまく伝えられなかったんです。

私は、少し前から「自分一人でやりたいことをやりたい」と感じていました。
奥さんと過ごす時間ももちろんものすごく大事。
だけど、私一人の人生を見たときに「本当に私はやりたいことをやれているのか？」と思えてきていました。
奥さんに生活をあわせすぎていないか？無理してないか？
私の本当にやりたいことをやれているか？
って。

だから、もう奥さんには言わずに勝手に進めてしまおうと思って
もう一つ、奥さんとの日常を記す日記のようなブログを数日だけ
書いてみたんです。
だけど、私が本当にやりたかったことは、ここ(noteの記事の内容)にこそあって、
いくつかの自分がちぐはくに感じてきて、
さっき、やめました。

そうしたら、少しスッキリしました。

単純に、今朝はよく眠れて、ストレスが過ぎ去っただけかもしれないけれど
一つ手放したらスッキリして、どこかホッとしたような気持ちになったことは事実でした。
それで、初心を思い出しました。

私は、奥さんとの暮らしこそを、やっぱり最も一番、大切にしたかったということを。

私もまだまだ試行錯誤を続けていて
「どうにかしたい」「動きたい」と思ったときは
動いてみて、合わなかったらやめて、その繰り返しです

だけど思い出したことは
「普通に暮らしたい」って思っていたこと

もともと私は演奏活動をしていて、若手なりに評価されていた時期もありました。
留学をしたい、プロになりたいと思ったこともありました。
だから以前は「自分は特別だ」ってどこかで思いたかったけど
ふつうの暮らしこそが、本当に幸せだって
ただ、あきらめでそうなるのは嫌だ、って。
思っていたから
「もしかして今の日常は、私の中であきらめが積み重なってできている？」って
どこかでさまよってしまっていたのかな。

そもそも、私にはセクシャルマイノリティという社会的なハンデがあるのにも関わらず
こうして職場や世間に対してもオープンにできていたり
奥さんの職場も同性パートナーをできる限り法律婚と同等に扱うということに制度を作ってくれたり
家族や友人などの周囲に恵まれていて
こうしてふつうに暮らせてるということが
すでにとてもありがたいことだったと
思い出しました

中にはどうしても、
疲れてしまう日や、「これは譲れない」ということを優先する日も
あるのかもしれないです
意見が違って、わざわざ傷つけあうようなことを言ってしまう日も

自分自身のことも大切にしたくて、試行錯誤の日々で
その中で　意見が割れて　うまく伝えられなくて　誤解を解く気力もなくて
大好きなのに　嫌な気持ちにさせてしまって
「ごめんね」って思いながら、奥さんの頭を撫でながら眠る日もあります。

これからも、さまよって「今」あるありがたみを
忘れてしまう日は、あるかもしれません。

だけど
私はこれからも、ふつうの暮らしが送りたい。
よくいる、ありふれた、だけど私にとっては特別な
そういうかけがえのない日常を暮らしたい。
何かの能力に秀でていなくてもいい
死んでしまったら、みんなが忘れてしまう存在でもいい
ただ、笑顔だけにはあふれているあたたかい家庭
そんな大切な日常を、守ること
そんな平凡な日々が、ただ続いていくこと
それが何よりも、ありがたいものだということ
それを、これからも一番、忘れずに、大切にし続けたい。
それが、私のいちばん幸せと思う人生だから

そう思っていることを忘れたくなくて、
ここに書きました。

未来の私。さまよったとしても
どうか、今ある幸せを、今あるありがたみを忘れないで、
元気に過ごしてね。
大丈夫。何か足りない、と思っても
あなたはすでに、足りているよ。十分素晴らしいよ。安心してね。
あなたの目の前の人を
笑顔にしてあげてね。
それがあなたの
幸せにもなるからね。

疲れた時は、休もう。いちばん良い休み方は、まだ見つけられていないけれど。
今の暮らしの中でできる心の休め方を、これから探したいと思っています。🍀