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1泊2日の一人旅でもスーツケースを引いて行く話

りら山りら子は、4年前から、一人旅をするようになった。
しかも、結構な頻度である。
そこで、一人旅ハックをちょこちょこ発信していきたいのだが、その一つ目として、「スーツケースはいいぞ」を選ぶことにする。

もっとも、今から話すことは、電車、バスなどの公共交通機関での移動が主となる旅を念頭においてほしい。

1.荷物を厳選しなくていい

一人旅は、何かといろいろ持って行きたくなる。
移動時間が暇だと思えば、本を忍ばせる必要があるし、急な雨が降った場合に、道連れがいれば笑い合えても一人だと悲しくなるだけだと思えば、折り畳み傘が必要である。
その他にも、メイク道具、ペットボトル、眼鏡ケース、ヘアアイロンなど、必要なものや絶対必要とまではいえないが、あると嬉しいものが山ほどある。
旅行の準備をするときに、これを入れるとあれが入れられないし・・・と悩んだ経験がある人も多いだろう。

その点、スーツケースであれば、あれこれ悩む必要もなく、「何でも入れる」という選択ができる。

スーツケースといえば、1泊用の小さいものもあるが、私のおすすめは、2泊用くらいの大きいものである。
このくらい大きければ、荷物が入らなくて困ることはあまりないだろう。

2.コインロッカーを使うことに迷わない

旅行で迷うのは、主要駅に降り立った時に、コインロッカーのコーナーで、「この大きい荷物をロッカーに預けるか、どうしようか」と悩むことがある。
コインロッカーに荷物を預ければ、身軽にいろいろ移動できるが、その分、500円が消える。
500円あれば、スタバでまあまあ好きなものを飲める。
それで、預けるほどでもないか、とボストンバッグを持って駅を出た結果、観光地で辛くなったことは数知れず、ある。
さらに、疲れ果てて、結局目に付いた喫茶店とかに入ってしまい、飲み物とケーキまで注文して、1000円は消える。ここまでが既定路線である。

しかも、こうなると分かっているのに、毎回、主要駅のコインロッカーの前でものすごく迷った上で、結局、重い荷物を引きずって観光地に行くことになる。
絶対そうなる。

この点、スーツケースであれば、コインロッカーに預ける一択である。
迷わない。

迷わなくて、最善の選択ができる。

3.意外と邪魔にならない

スーツケースを使うデメリットとして、邪魔になるというのがある。
なにしろ大きいので、電車とか、バスとかで、どこに置いたらいいか分からないし、網棚に置こうものなら、手軽に荷物を取り出すこともできない。

とはいえ、サイズを選べば、新幹線で自分の前に置くこともできるし、キャスターをロックできるタイプを選べば、揺れる車内でも、荷物がどこかへ転がっていかないかと神経質になる必要も(あまり)ない。

4.中身は取り出せない!

ただ、中身を手軽に取り出すことができないというのは、そのとおりだ。
私は、旅行先で必ず飲み物を購入するので、ペットボトルを持ち歩くことになるのだが、小さいバッグに入れると、バッグの形が変わってしまったり、そもそも入らなかったりして、不都合である。
リュックの側面のポケットのように、ペットボトルを入れる場所がスーツケースにあれば完璧なのに・・・

そういう微妙な点はあるが、やっぱりスーツケースの一人旅は最高なので、今日も今日とて、1泊の一人旅に、謎に大きいスーツケースをゴロゴロ引きずって電車に乗るのである。

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