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鎌倉で不思議体験。潜在意識にあったのか。電波受信?ちょっとだけ怖い話が苦手な方はスルーしてください。

鎌倉駅からてくてく行ける範囲でどこか行こう!
となって、あの雰囲気の良いスタバの前を通り過ぎ、目指すは
銭洗弁天。

ほんとはスタバ入りたかったのですが、混んでいて諦め。
御成門店は、漫画「フクちゃん」の作者横山隆一さんの邸宅を店舗にしたらしく、素敵な一戸建てでした。
次こそは並んででも入りたいです。

公式HPより

さて目指す銭洗弁天は、山の上にある感じ。
何年かぶりに訪れます。

コンクリートの坂道を、車に気をつけながらてくてく。
すると突然
「たまごだ、たまごを買うように」
という声がどこからか聞こえてきました。
もうめちゃくちゃ驚きましたよ!
坂道で、左側は緑生茂る崖が迫ったあたりから
たまごだって誰かが私の脳内に語りかけるって
なに?
というかどこからたまご?なに?

「たまごを買わなきゃならないらしい」
とツレに言うとツレもポカン。

そして銭洗弁天に到着。

宇賀福神社であることと
たまごが深い関係にあることが
このあと判明します


人の手で掘ったひんやりしたトンネルを抜けると大勢の並ぶ人たちと、建物。

しかしたまご熱に浮かされている私は、人々の列とは反対方向の小さな店に足が向きます。
まるで吸い寄せられるかのように。

お店の人に聞きます。
「たまご、売ってますか?」
すると
「はいどうぞ、500円です(確か)」
と、ざるに5個入ったたまごを渡してくれます。

さてなぜなのかわかりませんが、たまごが手に入りました。
これどうしたら良いのかしら。
ザルに入ったたまごを持って呆然とする私。

もう何も聞こえません。
むしろツレが「それ買ってどうするの?」
と聞いてきます。
ここからは自力で見つけろということなのでしょう。
あ、ちなみに霊感は全くないです!

で、困った挙句、先ほどの売店に戻るとお店の壁に少し色褪せた地図が貼ってあるのを、見つけました。
なんとそこには、たまごを持って参拝する方法が書いてあるではありませんか。

それによると、順番通りにひとつ一つのお社を巡り、そこで一つずつたまごをお供えするというものなのだそうです。

驚くしかありません。ちゃんとたまごをお参りに使えるのです。

で、一つずつ巡ります。
たまごを納める箱がどのお社にもあり、カラスが持って行ってしまうらしくきちんと蓋にロックをかけます。

ひとつずつ奉納しながらおまいりし、5つ
七福神社
下之水神宮
上之水神宮
御本殿
奥宮
の順で、反時計回りにまわります。

お金を洗うために並んでいる人たちとは違う動線になるので、
「あら、あの人たまご持ってる」
と何人かに囁かれました。
私だってなぜ?ですけど。
だって、たまご買いなさいって言われたんだもん。

もはや銭を洗う前にたまごを奉納せねば!
という使命感に突き動かされる私。

で蝋燭の光ゆらめく奥宮に、最後のたまごを納め、お祈りし終わったとき
「つぎは酒もな」
とまた聞こえた….たまご持ってたら驚いて落とすところでした。

たまごとお酒?お酒も必要でしたか。

で帰宅して調べました。
そもそもの銭洗弁天の由来である宇賀福神さまは(頼朝の夢に出てきたらしい)
は頭が人で体は蛇の神様。
どういうわけかわかりませんが、弁財天さまの頭の上に乗っておられることもあるらしいです。
そしてお酒で入浴されるということも。

たまごはへびということで、銭洗弁天のお山にも白蛇さんが住んでいるという話です。
御神体にお供えするためにたまご入れが置かれているのでしょうか。

いずれにせよ、思い出した私としては
今度はお酒も持参して行かねばならないですわね。

銭洗も少しですがしてきました。

その後運が上を向いたかどうかは、わかりませんが、大変なことも多いこの世の中で、なんとか過ごせていることに感謝しております(すぐ忘れるけど)。

いかがでしたでしょうか。
理由はわかりませんが、
銭洗弁天に行くならたまごが必要だということ、どこかで知っていたのでしょうか。
私自身わかりません。

もしこれをお読みになって銭洗弁天に行かれるという方は、ぜひたまごをご奉納されてくださいませ。

そうそうお酒もね。


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