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【漫画の奥深さ!】これは良い!琴線に触れる!

読んで良かったと思うマンガはとても多くて、文字だけの本も大好きですけれど、マンガも大好きなRirakoです。

そんなところに、出会いましたこのマンガ。

X(Twitter)に流れてきた広告が気になっていたのですが、とりあえず1巻のamazonレビューがとても良い良い⭕️
それなら1巻を買うてみようではないか!
と買って読んだらこれは!

高校生の主人公
1人は視覚感覚的に、一度見たものは映像記憶として完璧に覚えてしまうという特性を持つ少年(こちらが主人公)
彼とバディを組む形になっているもう1人は、母姉が獣医で自分も獣医になろうと、姉を手伝っているという設定。

動物に対しての感情って人それぞれだと思います。動物がものすごく好きな人。野生動物に対してはそこまでではない人。

よく犬と猫どっちが好き?という話を聞きますが、私はどっちも好き。暮らすのは猫が良いな、でも犬も好きだよ、です。
で動物はなんでも好き。

この漫画では命の重さ、命と向かいあうことについて、毎回何かしら考えるようなテーマが見え隠れします。

それを法獣医学という視点で、見つめる。

例えば猫
ある黒猫が死んでいると姉の研究室に連れてこられます。
よく見るとそれは主人公が毎朝通る道の途中の家の子。半分外猫状態。
可愛がっているそこのおばさんは、よく野良仕事をしていて、そのおばさんが自分の猫だと引き取ります。主人公の当麻くんは死因を知りたいから解剖させてくれと言うが断られてしまいます。
そこで当麻くんはその黒猫が死んでいた場所に行き、普段どんな行動をしていたのか、探ります。
すると死んでいた場所は、大好きなおばさんが野良仕事をしているのと、よくそれで遊んでくれた猫じゃらしが群生しているのが見える場所だったんですね。
それを知っておばさんは泣き崩れます。

この漫画は最後にその個体が何を見たのか何を考えていたのか(絵で描かれている)に、フォーカスされていて、言葉には出来ない動物の想いがよく描かれています。

絵が上手いなぁと感心しながら、色々な動物が出てくる北海道という土地柄も生かしながら、話は進んでいきます。

『動物のお医者さん』とは全く違う、獣医もの、成長もの。

現在5巻まで出ているのでまずはそこまでじっくり読もうと思っています。


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