ジェンダー

助産学校に入学しました。
入学式初日から課題を出され、学習オリエンテーション、実習オリエンテーションを受けては本当に乗り越えられるのか、間違ったことをしてしまったのかと不安になる日々です。

いやいや、やるぞ。
しかも楽しみながら！！

早速昨日はジェンダーについての授業があったので、ジェンダーについての今の思考を残しておきたいと思う。

ジェンダーとは。
女性、男性といった生物学的性の枠組みに囚われない社会的性の考え方。

そもそも、性とは何か。
私は女性だけど、本当に女性なのか。
女性、男性と区分される事に意味があるのか。
自身の性、ジェンダーに自信が持てないとはどういった心境なのか。

性とは何か。

私は女性だけど、本当に女性なのか？
性のグラデーションの中でいったら、正直私は完璧なる女性性では無い位置にいると思う。
女性の肌が露出されるような映像に性的な興奮を感じることもある。夢の中で女性とした事もある。

でも、私は結婚していて、夫との性交渉もあり、子どももいる。

見た目は背が高く、胸は小さく、好きな色は緑や青などでいわゆる女の子っぽい服は苦手。

女性です！と胸を張って言えないけれど、それでも今のところジェンダーは女性で通すつもり。

自分がそうしたいからなのか、自分の社会的地位を失いたく無いからなのか、大切な誰かを悲しませてしまうかもしれないと思うからなのか。
いや、今の自分の性にそこそこ満足できているからだろう。女性としての性だけでは無く、ジェンダー性をも脅かされることなく生きることが出来ているという事なのだろう。

ジェンダーを考えながら周りを見ていると、服装がその人を表現する事にすごく関与しているのでは無いかと思う。
自分の好きな服を着る。自分の理想をイメージした服を選ぶ。好きな色、好きな柄を自分として表現する。

今は服を自分で選ぶように、自身の性も自分で選べる時代に変わりつつあるのだと思う。

着物も素晴らしいけれど、窮屈だったからみんなカジュアルな服に移行したように。
今後は女性だから男性だからこういう服装をしなさいという価値観も脱ぎ捨てて、自分の着たい服は何なのか、どんな服を着ていると心が明るくなり落ち着くのか、そんなことを考えて自身の服を選ぶように、自身のジェンダーについて考えていくようになっていくのだろうと思う。