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不動産賃貸営業マンの仕事内容って?

色々な出来事を書いていく前に、まずは私の仕事内容を知って欲しい。
私はこの仕事に就職する前まで「不動産の営業マン」というものは主に物件を紹介&案内をし、気に入ったら申込書を書いてもらい契約するだけだと思っていた。
ぶっちゃけてしまえばそれ以外の仕事はしていないとも思っていた。
だが、勿論そんな訳が無い。
ざっくり仕事内容を箇条書きにすると

・来店客の接客(物件の紹介、案内、申し込み受付)
・ネットからの物件問い合わせの対応
・契約書の作成
・契約

この辺が主にどの会社の営業マンも大体行なっている業務だろう。
しかし私の会社は小さく人もいないので、その他雑務として

・他社管理の空き物件がまだ空室か確認の電話(毎日50社程)
・募集物件一覧表作成
・募集物件のビラ作成&枚数チェック(少なくなっていたら補充)
・更新書類の作成
・出来上がった更新書類を徒歩、自転車で配る(春夏秋冬)
・新物件の図面作り
・退去の立会い
・退去後、リフォーム完了後の写真撮影
・新しく出た物件の写真撮影
・ポータルサイトへの物件掲載
・入居前の部屋チェック(水漏れや設備の不具合が無いように事前確認)
・長期空き物件の換気や一時清掃(カビだらけになっている場合がある為)
・新大家の受付(新しく部屋を預かって欲しいという人の対応)
・蜂などの害虫駆除

など、おそらく書き忘れているものもあるだろうが上記の雑務が仕事内容となる。
でも、これならいい。淡々とこなしていける。
最も計算外で大変な仕事が


・入居者のクレーム対応

これに尽きる。
私の会社は自分で契約したお客さんは働き続ける限り私の顧客となる為、自分が担当したお客さんからクレームが入れば全て自分の責任となるのだ。それが毎日のように入る。じゃんじゃか入る。

「隣の部屋がうるさい」
「排水溝がドブ臭くなってきた」
「給湯スイッチが壊れた」
「エアコンがつかない」

などのクレームは一般的だが

「天井から変な音が毎朝夕鳴る!」※最上階のお部屋
「蛇口を捻ると蟻が出てくる!どうなってんだ!!」
「部屋の鍵をかけ忘れたから締めておいてくれ」
「トイレで特大のを出したら流れなくなったなんとかしてくれ!」

なんていうものも日常茶飯事である。

そんなこんなも全部ひっくるめて私の仕事である。
その仕事中に起こった出来事を、やっと次から書いていきます。


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