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アトピーが治るということはどいうことか。

昨日、とある方(私のアトピーが治ったきっかけをくれた人)とやりとりをしていて、ほんとそうだよなぁと思うことがあったので、備忘録として私の考えを書きたいと思います。

アトピーが「治る」ということはどういうことなのか。

おそらく人によって答えは異なると思うのですが、この「治った」という定義が、私の場合、昔と今で違うのです。

私は12年間、脱ステしていた過去があり、当時はとにかくステロイドや薬を一生使わない人生にしたい。アトピーという症状を0にしたい。そうじゃないと治ったなんて言えないと思っていました。

そうなってしまったきっかけはステロイドに振り回された過去にあるので、そう思ってしまうのも仕方がないと思います。ほんとに頑張りました。当時の私は。

現在では、2~3週間に1回くらいのペースでとても弱いステロイドを塗っています。今でも、症状が出る時はあるけれど、淡々と対処しています。
いざという時はドクターや仲間に頼ろうとも思っています。

よく人から「りぺちゃん、肌きれいになったね」とよく言われますが、私は「そうそう、治ったんだよ」と返します。
でも、私の「治った」というのは上記の状態を指しているんです。

薬は使っているけれど、長年の夢だったきれいな着たい服を着て、普通の女の子みたいにおしゃれすること。髪の毛は首筋を出してお団子ヘアにする。美味しいものをいっぱい食べて、夏でも外で笑いながら歩くこと。
そんな状態こそが私が望んでいたものだったなぁと。

つまり、昔と今で
治った=薬を使わないこと ではなく、
治った=アトピーを忘れて生活していること に変化していたわけです。

そりゃアトピーが0になれば万々歳だったけれどね、もう今でも充分幸せだし、いいかなと思っています。

不安が一切なく安心な状態、自分で自分の病気(アトピー)をコントロールできているという自負がある。
そんな状態が治ったというのではないかなと今では思います。

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