負の感情はなんのためにあるのか
喜怒哀楽の怒・哀ってなんであるんだろう。
人生はきっと、喜と楽だけあったら幸せなんじゃないかな、と
ふと思いました。
でも、よくよく考えてみたら
やっぱり感情がそれぞれ大切で、怒りや哀しみもちゃんと役割があると感じるようになりました。
怒りは、自分や大切な誰かを守るために起こる防衛本能でもあって、
何か行動を起すのに必要な起爆剤にもなるんじゃないか、と思いました。
怒りの感情ってすごくパワーを持っているし、
そのパワーを使うことは、物事に対してすごく真剣に考えている証拠だと思うのです。
そして悲しいという感情は、誰かに寄り添うのに大切な感情じゃないかと思います。
Official髭男dismさんの『subtitle』という曲の
”火傷しそうなほどのポジティブの冷たさと残酷さに気付いたんだよ”
という歌詞を思い浮かべました。
人間は実際に体験・体感したことでなければ
心から理解することはできません。
だから、いろんな経験をして、深い悲しみや心の傷を負った人ほど
他人の感情にも共感できる幅が広がって、他人に対して優しくできる。
もし、この世の中に喜と楽だけだったら
どこか淡白な世界になっていたかもしれません。
そうなったら、芸術や音楽も今のように楽しめないのかも。
負の感情を味わうことも
幸せの一つなのかもしれませんね。
あと、誰かが言っていました
影がある方がセクシーだよ、って。
RIP
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