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庶民だけど川床いきたい!(親子ワーケーション京都編①)

今回のワーケーション記事はまさかの王道、京都ですよ!!!
いつもこんなふざけた文体だから、toBやおしゃれな仕事が入ってこないんだよね……と思いつつ、今回もお届けします。

6月に4泊5日の京都ワーケーションへ行ってきた。王道を攻めつつも、親子向けスポットも楽しんできたので、観光要素多めに紹介しようと思う。

まず結論から。京都ワーケーションどうだった?

結論からいうと、めちゃくちゃ仕事がしやすかった、子連れ難易度が低かった。今までちょっと辺境の地が多かった私からすると、京都のどこにいってもWi-Fiが飛んでいて(しかも回線太い)、お茶をしたい時にお茶ができるという環境は最高だった。やはりネット回線の太さはワーケーションの「ワー」の部分のクオリティに直結するので譲れない。これ大切。本当に京都はおすすめだ。

観光地へのアクセスが抜群にいい京都は、ワーケーション初挑戦の人に勧めたい。理由は以下の4つだ

①街全体でネット環境がしっかりしている。
②買い物、食べ物、遊ぶ場所に困らない
③何かあってもすぐに中断できるし支援も呼べる
④観光地が近いし、山や海にもアクセスしやすい

日常から隔絶された、完全なるバケーションを望む人には物足りないかもしれない。だが旅行に不慣れな人は、いきなり人里離れたところに行くよりは京都のような街で慣らして行くのをお勧めする。

京都は都会だが、街の人々が非常に魅力的だ。よく京都の人は”いけず”だという話を聞くけれど、それは街を訪れる人間の態度次第だと思っている。街にきちんと敬意を払っている人間に対しては、地元の方はとても温かく迎えてくださる、と思っている。京都に行った際は、ぜひローカルのお店も覗いてみて欲しい。そうした地元の生活をのぞくのが旅の良さだし、特に子連れの場合は子供の経験値が爆上がりする。

〜今回のお品書き〜
1日目:日中は仕事、夜に絶品ハンバーグ
2日目:伏見稲荷観光
3日目:貴船で川床、夜は仕事
4日目:日中は京都チャリさんぽ、鴨川川床
5日目:京都水族館〜帰宅

1日目:到着〜

昼前に第二の拠点である福岡を出発、ランチタイムに京都に到着した。初日〜2日目の宿はロイヤルパークホテル京都三条。この付近は交通の便も良いし、お気に入りのお店が多く過ごしやすい。

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なにかとお世話になるロイヤルパークホテルさん。京都にもたくさん系列ホテルがあったが、私の独断と偏見で三条にした。

チェックイン後、息子に根が生える。ホテルのリネン触ったら最後もう動きたくなくなるよね…… 気持ちはわかる。

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息子「ここからはなれることはできん

と、いうことで夕方までおやすみタイム。どこにも行けないと思って残念がっては行けない、子どもがちょっとお疲れの時こそ「お仕事タイム」なのだ!

全力で仕事した後、お腹が空いたので外に出てみる。思ったよりも気分が乗った息子が散歩する気満々だったので、少し歩いて前々から狙っていた肉料理のお店に行ってみた。

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肉は正義。

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お腹もいっぱいでこれ以上動きたくないけれど、しっかりとホテル風呂(広い時に限る)を味わって爆睡。どうでもいいけど、レインシャワーって打率3割くらいで失敗してびしょ濡れなるよね。

2日目:伏見稲荷リベンジ

二日目はダラダラと起床。保育園の送りがないのはいい…!

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朝食は志津屋のカルネでささっと済ませる。京都といえばカルネだよね!ローカルグルメを楽しんでダラダラ過ごすのも、ワーケーション、というかバケーションの良さだと思う。

さて、私は伏見稲荷へ行きたいが、息子は外に出たくない。もっとはっきりいえば部屋でYouTubeを見ていたいのである。現代っ子がすぎる。さすがに不健康なので、伏見稲荷の参道の「逆さにしても落ちないソフトクリーム」というのをエサに外へ誘い出してみた。暑さで瞬く間に不機嫌になる息子。だが、

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二階建てのおけいはん(京阪電車)をみて、テンションが一気に上がった!いくぞ、伏見稲荷。

しかし、やっとついた伏見で「逆さまにしてもおちないソフトクリーム」のお店が臨時休業だったことが発覚。仕方がないので、おしゃれなカフェに吸い込まれることにした。

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今日のおやつ代数百円の予定が、親子でカフェ=約2,000円の出費になって、私の財布が泣いている。でも景観が最高だったし、パフェは可愛かったのでよしとする。

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肝心の伏見稲荷はまるで早朝のようにスッカスカだった。インバウンド最盛期の人出が嘘のようだ。平日14時でこの空き具合である。あまりの空き具合に、4歳児は「めいろ」と思って走り回っていた。不毛な追いかけっこをすることになり、ホテルに戻った時はライフが0だった。今更張り切ることもないだろう、ということでコンビニ飯で終了。本当に仕事もせず、ご飯食べてお風呂してポクっと寝てしまった。

これがワーケーションのリアルである。

3日目:1,500円で貴船の川床を満喫できる方法

3日目。ホテルをチェックアウト後、荷物はそのままホテルに預け地下鉄で国際会館前まで移動。貴船行きのバスへ乗る。

今日はこれから涼を求めて貴船に行ってみようと思う。

京都の川床といえばお値段高め、特に貴船といえばお昼の時間帯でも茶色いお札が飛ぶのが当たり前なのであります。つまり川床は貴族の遊び……

などと、行く前から諦めてはいけません!庶民でも貴船の川床を楽しめる裏技をお伝えしますよ! はい、これお得情報ね!

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怪しい心の声が入ったが、これは本当情報なので、騙されたとも思って聞いてほしい。なんと1,500円で貴船の川床を楽しむめるお店がある。

それは「ひろ文」の流しそうめん!

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そうめん大好きな子どもが大喜び!

現在は叡山電車の市原〜鞍馬駅が運行休止中なのでアクセスが悪いが、貴船は苦労していくだけの価値はあると思う。(バスは通っている)

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初めは面倒がっていた息子も、貴船の涼しさと美しい景色に興が乗ったのか元気に歩き回っていた。最後はアイスが食べたい、といって徒歩20分ほどのカフェまで歩く始末。

カフェでお茶したはいいが、さらにまた20分以上山道を下らなければ、バス乗り場へ辿り着けない。やまみちをトコトコ歩いていたら、後ろからタクシーが近づいてきて「こんなところを歩いたら大変でしょう、どうせ帰るところだからタダで乗せたげるよ、乗っていきなさい」と乗せてくださった。

京都の人、子連れにめちゃくちゃ優しい説を提唱したい。

そんなこんなで満身創痍となり2軒目の宿、WeBase京都へ到着。この日はデパ地下のテイクアウトで済ませたのだけど、満身創痍すぎて写真が残っていなかった(笑)

WeBase京都さんにの宿泊記は別記事

https://note.com/rios0827/n/n57b019a88ba1

4日目前半:京都チャリさんぽ

4日目はアタリをつけていたカフェに行ってみることにした。息子に相談してみるといつになく乗り気なので、気が変わる前にさっさと出ることにする。

私は京都の移動手段に自転車を使う派なので、さっそくレンタサイクル(子乗せ)をレンタルしてお店へ向かった。小休止しながら自転車を漕ぐこと20分ほど、目的地のウサギノネドコカフェに到着した。

このカフェの売りは鉱石をモチーフにしたメニューたち。さすが、自然の造形物を扱うお店だけあって、カレーですらこの造形美である。

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そして、今回のメインがこちら!!

名称未設定のデザイン (9)

鉱石パフェ!!!
この日は快晴だったので、差し込む自然光がパフェを美しく照らしている。こちらもちろん全部食べることができる。息子は大喜びでパフェにかぶりついていた。

ランチの後は、思わぬ仕事が舞い込んできて三条へ移動。前日まで三条にいたので、その時に片付けたかったのだが、そうは都合良くいかないものだ。汗だくで自転車を漕ぎながら「今日、こんなに移動する羽目になるならタクればよかった」と考えずにはいられなかった。

一仕事終えたのちにコーヒータイム。

やや邪道?だが、もっと気軽に川床を満喫したい時は、三条のスターバックスを利用するといい。一般的な川床は席料がとられるのだが、スタバだとそれもなく、一番安い川床だと思う。

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たまたま空きがあったので、息子と川床席に行ったら、最前列に座っていたサラリーマンが「せっかくだから最前列に来ますか?」と譲ってくれた。京都人、実はめちゃくちゃ優しい説を再度提唱したい。

なんだかんだで2時間以上自転車を漕いだので、ホテルに戻ってシャワー&お昼寝。

4日目後半:鴨川の川床

一眠りしてたらお腹が空いたので夕食に繰り出すことにした。夜はまた川床にチャレンジ! といっても今度は鴨川の川床だ。

鴨川も貴船と違う趣きで非常に魅力的なので一度は試して欲しい。今日と最後の夜は川床でディナーと洒落込むことにした。相手は4歳児ですけど。

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今回お邪魔したのは「イカリヤ食堂」

気軽に川床を楽しみたい、という人にいつもおすすめしている人気のビストロだ。和食系の川床はいいお値段するお店が多いが、一部の洋食系やアジア系レストランは手頃な値段で楽しめる店もある。

イカリヤ食堂は川床代が必要だが、アラカルトで注文も可能。息子と二人だけなので、コースではなく好きなものを頼むことにした。

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どの品も遊び心があって、見た目にも味覚的にも美味しいが、絶対に食べて欲しいのは「スフレフロマージュ」ふっかふかで大人も子供も大好きな味なので、ぜひトライしてほしい。結構大きいココットだなぁ……と思っていたが、親子ふたりであっさり完食してしまった。

幸せな気持ちで宿に戻り、あとはぐっすり。

最終日:京都水族館

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最終日はお昼から行動開始。息子が宿を気に入りすぎて、なかなか出発できなかったのが原因だ。とりあえず荷物と息子をタクシーに押し込み、出発した。タクシーの配車アプリGOでバンバン割引券を配っていたので、たくさん活用させてもらった。

遅めの到着だが、イルカショーは2回みたし、なんなら水族館は3周くらいしていたと思う。行く前は文句つけるのに、いざ行くと帰りたがらない。幼児とはなぜこうも理不尽なのか。

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水族館出る・出ないで揉め、さらにオオサンショウウオのぬいぐるみを買う買わない問題で揉め、と一筋縄ではいかなかったが、とても楽しい滞在だった。そして、オオサンショウウオさんは買ってしまった。この辺のエピソードは、また別の機会に語りたいと思う。

子供が生まれる前は「京都まで来て水族館なんて」と思っていたが、要るわこれ。

かくして、4泊5日の京都ワーケーションは終了。今回は、のんびりと行きたいところに行けたと思う。初夏らしくややムキになって川床を回ったが、この情報がどこかで役立つと嬉しい。

おまけ:

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帰りは例によって私は仕事、息子は動画をみて過ごした。電車に乗ってる時が一番仕事が捗るのは私だけですかね?




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