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息子の寝かしつけがうまくなった話

この記事は↓の記事ともリンクするので、読んでいただければさらに理解が深まると思いますが、読まなくても全然楽しめます◎


この記事を書いた2020年末、思った以上に反響をいただいたので、続きを書いてみようと思う。

我が家の息子は夜眠れない。とにかく寝ない。

「寝ない子は日中体を動かすといい」という都市伝説を信じて、たくさん体を動かしまくった結果、23時くらいまで寝なくても全然平気な体力お化けが出来上がった。

本当に、取り返しがつかないことをしてくれたもんだ。最初に「日中体力削れ説」言い出した人間の首を絞めてやりたい。

「朝3時に起きて始発に乗って1日旅をしても、ノー昼寝で23時まで寝ない4歳児」なんてびっくりを通り越してちょっと引くよね……

息子も眠そうにはしているけど、鋼の意思で寝ることをよしとしないのだ。 そこに意思は求めていないので寝てください。

そんな息子は、寝るようになったのか? 半年経った2021年夏の状況を書きたい。

寝かしつけがうまくなった。

見出しの通りだ。

まず結論から述べると、息子の寝かしつけが上手くなった。

ここで我が家のナイトルーティンを紹介しよう。

21:00ごろ
夜になると、本を持って寝室にいく。
21:30ごろ
寝室のドアが開く。

今日はどうやら30分で寝たようだ。

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夫が。

息子は夫が寝ている部屋から出てきて「喉が渇いた」と水をのんでいる。眠そうな素振りは一切ない。お願いだから寝てください。

なお、寝かしつけの続きはこうだ↓

21:45
トイレ→部屋に戻って布団の上で動き回る

23:00〜24:00

運が良ければこの辺で寝る。

そう、寝かしつけがうまくなったのは息子だったのだ……

息子の寝かしつけが上手くなった=息子”が””を”寝かしつけるのが上手くなったのだ。まさかと思うでしょう。偶然と思ったら、連続でやってくれましたよ…… 少なくとも5回以上は「息子による夫の寝かしつけ」が成功している。

息子も4歳半になり、かなり字が読めるようになってきた。親としても、息子が自分で読んでくれたら楽だし、勉強にもなるんじゃないか?と気軽に「じゃあ息子くん読んでみてくれる?」と読みかせをさせてみたのだ。

すると、ゆっくり、でも確実に一定のペースで朗読できるではないか。もう2年近く読み聞かせられてきた本だから、内容を覚えているのだろう。

さて、ここからが問題。朗読をしてくれるのだが、ささやくように、やさしい声で、ゆったりした読み方が眠気を誘う。

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「こんくりーとみきさーしゃです」

と言われているだけで眠い。きっと眠気を誘う周波数の声なんだろう。

しかし、息子は私は寝かせてくれない。寝ていると執拗に語りかけてくる。お願いです、せめて私を寝かせてください……。

おやすみ警察の出現

しかし、大人も負けてばかりではない。

私が寝かしつけに手こずったり、息子が寝なさすぎて仕事に支障が出てきた時は、「おやすみ警察(夫)」が出現する。夫が起きていれば、だけど。

おやすみ警察は突如現れて、息子が寝ているかチェックする。寝ていないと、留置場(隣室)に連れて行くのだ。息子は夫の寝ている隣室は明るすぎてうまく眠れないらしく、隣室に行くのを嫌がる。

なので、息子はおやすみ警察が来ると、

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瞬時に寝たふりをする習慣が身についた。立っていても、瞬時にうつ伏せになることができる。あわよくば、布団に潜ってその場をしのごうとする。その機敏さ、まるで軍隊の如し。かの名作ゲーム「メタルギア」のスネークもびっくりのステルスぶりだ。

ーー気持ちだけは。

目に余る夜更かしぶりの時は、そのまま留置場(隣室)で勾留。一夜を明かすことになる。しばらく話し声が聞こえるものの、途中で諦めて寝るようだ。

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のぞきにいったら、同じ寝相やん。

こうして、第2次寝かしつけ戦争で息子が「早く寝ないどころか親が寝かしつけられる」というまさかの展開になった。カミイ家の戦いはまだ続く…

この記事に寝かしつけのノウハウを求めて来られた方、1ミリも触れてなくてごめんなさい!!!もし何か成功した寝かしつけがあれば、またシェアしていきます!!

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