夢を追いかけていたら入院した話(2)

4時間睡眠の翌日だったので、昨夜は8時前には寝てしまった。せっかくの土曜日の夜だったので、好きな服を着て出掛けようかとも思ったが、体がついてこなかった。今日は銭湯で養生。我ながら地味な休日である。最近は近所の道路の塗装工事が進み、建物の解体や新築が始まり、変化する町並みを新鮮な気持ちで眺めている。が、横断歩道のでこぼこが気になるので、早く工事を終わらせて欲しいものだ(もしくはまさかあれで工事終了なのだろうか…だとしたらすぐに市役所の土木課か、発注担当者に伝えなければ)そんなことを考えながら、宇多田ヒカルのアルバム「初恋」を聞く。最近また失恋をしたのだが、夢の中には初めての恋人が現れ、自分の軽薄さに呆れる朝となった。デートのような時間が最近過ごせていないので少し退屈である。昨日読んだ漫画では「戦争状態であることに興奮する女」が主人公として描かれており、多少、自分の母親と重ねたしまった。非日常ハイ、緊急事態エクスタシーとでもいおうか。311のあとの無政府状態、社会は続いているにも関わらず、いつまでも「日本は終わりだ」と言う状態は少し奇妙でもある。日本が終わろうが終わるまいが「今死んでいない」のだから生きるしかないと思うのだが。こんなことは本人には言えないのでこの日記は有料にしておこうと思う。なぜこのような書き方をしているか。勘の鋭い方ならわかると思うが、坂口恭平さんのブログの形式をそっくりそのまま真似しているだけなのである。東日本大震災のあと、精神病の作家として世に出た坂口恭平さん。その人に魅力を感じて横浜から熊本へ引っ越した私。熊本でジャズボーカルにのめりこみ、結局は精神錯乱して、

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