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マーケティングは売ることが目的ではない

はじめまして。マーケティングやプロダクト開発のコンサルや顧問をしている井上(@funkfull1)です。初noteです。

自己紹介:主に事業会社のマーケティング戦略やプロダクト開発のコンサルや顧問してます。マーケ歴12年目。広告代理店→WEBサービス事業会社でマーケ責任者&事業部長→独立。今は数社の顧問や自社事業を経営。
実績は、WEBサービスの支援で2年で年商0→5億円、LCCの支援で2ヶ月で売上0→1億円など。
マイブームはザバスのリッチショコラ味に青汁を混ぜて飲むこと(スタバの抹茶ティーラテに味が似てて美味いです。お試しあれ)

突然ですが、マーケティングって何だと思いますか?

巷では「売れる仕組み」「売れ続ける仕組み」なんて言われることも多いです。

Google検索結果のキャプチャ

ですが、マーケティングは「売れる仕組み」ではありません。

売るのは手段で、目的ではないからです。


マーケティングの目的

私は、マーケティングの目的は「関わる人全て&社会全体を幸せにする活動」だと思っています。

では、なぜマーケティングは売れる仕組みではないのか。

それは、物やサービスを売らずとも、生産者や顧客など関わる人全員を幸せにすることが出来るからです。

もちろん、生産者が物を売らずに売上を上げる方法もあります。

ここからは、実体験も交えてお伝えします。

実体験

当初、引っ越したばかりで、その賃貸は火災保険を自分で契約しなければいけない物件だったので、実店舗の保険屋さん(保険見積もり本舗みたいなチェーン店)に行ったときの話です。

無事火災保険に加入し、「その他興味ある保険はありますか?」と問われ、生命保険が気になりました。

理由は、当初結婚したばかりで、なんとなく入ってたほうがいいのかなと、ふんわり思っていたため。

生命保険は、少し悩んだけど、結局買いませんでした。

詳しい理由は数年前の話なので忘れましたが、必要性をそこまで感じなかったことだったと思います。

物を売らないマーケティング

ただ、私もセールスすることもあるので分かるのですが、いわゆる私は「押せば簡単に倒れる顧客」でした。

興味関心はあって購入も悩んでいたし、隣の妻も買っていいんじゃない的な雰囲気を出していたからです。

でも、その保険屋さんは無理に売らなかった。

そういうセールスマニュアルか、そういう性質の商品なのかもしれないが、パンフレットだけ渡して、その場はさらっと帰らさせてくれました。

終始、親身になってくれて「子供ができた時にでも、また考えてください」みたいなことも優しく言われた気がします。

その時、私はその顧客満足を最優先するホスピタリティ溢れるセールスに感激しました。

感動体験通じて、熱狂的なファンに

その直後、保険屋さんから「口コミに協力いただけませんか?」と言われました。

私はその場ですぐに口コミを書き始め、事の顛末と「相談だけでも非常におすすめ」的な事を、まあまあ長文で書いた気がします。

リアル店舗のマーケティングでは、Googleマップの口コミは非常に有効です。(どこかに行く前にGoogleマップの口コミを見た人も多いはず)

この口コミを見て、来訪者が増え、売上も増えることが簡単に予想できます。

なので、「その人に物を売らずとも売上を上げる事は可能」ということです。

そして、上記の保険屋さんが行ったセールスは、「関わる全ての人や社会全体を幸せにするマーケティング」だと思います。

また、そのマーケティングは、企業の中長期の売上を最大化する近道だとも思います。

それは、感動体験を通じて「熱狂的なファン」や「リピートや口コミを行うヘビーユーザー」を生み出すからです。

私の夢

あと、私の密かな夢は「1億総マーケター」で、上記のような考えが世の中の全員に伝われば、世界はもっと良いものになると思うんですよね。

少しずつその思いを普及できればと思っています。

てな感じで、ちょうど最近、コワーキングスペースのマーケ顧問をやることになったので、この経験も活きるかも、と思いつつ言語化してみました。

皆さんの参考になれば幸いです。

あと、「マーケティングに課題がある」や「もっと良いマーケティングをしたい」などのお悩みがある方や企業など、お手伝いできる範囲で無料での事業相談を行っています。以下にFacebookとTwitterを貼っておきますので、少しでも興味がある方は、DMお待ちしております。

Twitter 井上 怜 / Inoue Ryo
https://twitter.com/funkfull1

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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