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p.1【提案】カンボジア×日本 教育格差の改善

今回は、私の研究対象の土地、カンボジアに関するお話を書こうと思います。

カンボジアは、1970年代にポル・ポト政権による虐殺(ジェノサイド)が起こりました。そして、なんの罪もない知識人(医師、教師、学者等)や、眼鏡をかけていた人が、眼鏡をかけているという理由だけで、この人は知識があると判断され殺されたりしました。

その影響で、カンボジアの法整備や、教育制度は大幅に遅れを取りました。だから、現在、学校に通えていない子供も多く、識字率も低いです。そして、教師の質が低いため、学校に通えても質の良い教育を受けられるとは限りません。

そこで私が提案するのは、"日本の教育番組の二次利用"です。私は理科や社会の授業で某テレビ局で放送されている番組を見て学んだ経験がありますし、歯を磨くことや着替えをすることなど基本的なことも幼児教育番組を見て学んだ記憶があります。おそらく私と同世代の方々はそんな経験があるのではないでしょうか?

それならば、その番組の言語や、歴史的、文化的、宗教的に受け入れられない部分を適時差し替えてオンライン配信、現地で放送できるサイト、システムがあれば良いのではないか?と思いました。

私の調べによると、カンボジアには2015年に、"Boo Boo Pee"というカンボジア初の子供向け番組が初めて作られて現在放送されているそうです。しかし、子供向け番組はその番組1つだけで、内容は幼児向けです。小学校の理科や社会といった授業には対応していないようです。

だからこそ、私は、日本の教育番組の二次利用を行い、教育格差、知識格差を根絶するために私たちが動く必要があるのではないかと思います。

いつか、地球市民全員にとって格差のない世界が訪れるよう、私は今できることを精一杯頑張り、このnoteで発信して行こうと思います。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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