舞台「憂国のモリアーティ」③


はい、なぜか3記事目を書き始めています。何が起こった??←
きっとウィリアムのことについて語り出したら止まらないだろうということで、分けてみた代償が今です。もう引かれるレベルです笑


本題に入る前に少し小噺でもすると(早よ本題にいけ)、つくづく私は勝手な人間なので、舞台を観て勝手に受け取ったものを勝手にご本人に還元したい、というか伝えたくて、勝手に文にして、はいどうぞ!!!って、誠に勝手ながらご本人に押しつけるのです。なんとも厄介なモンスターですね!笑

でもね、周りを見ていたら意外と、思ったことや感じたこと、自分の中で消化して終わっちゃう人って多いなあって。
もちろん、みんな発信しなよ!!って言うつもりもないし、こうして誰にでも見えるように言葉にすることって、実はすごく怖い。どう思われるんだろうって、自分の感じたこと自体、間違ってるかもしれないって…

だけどやっぱり、応援してる役者さんの表現が大好きでたまらない人間がここにいることは事実で、そんな役者さんが笑ったり悩んだりした時間や、努力だったり試行錯誤の日々を積み重ねて形作ってきた時間を、私はどうしてもねぎらわずにはいられない。余計なお世話なのだけどね。


頑張ってよかったな、そんな風に思ってもらえたらいいな。
そんな気持ちもすでに自分勝手だけれど、楽しい時間をくれたお返しというかお礼?そんなものを、まあいわば「数打ちゃ当たる方式」で、毎度ツイートだったり手紙だったりで推しさん(応援する俳優さん)の心の庭に、ひとつでも届いてくれ〜!って何とも不躾に、放り投げているのです。それはもう勝手にね!


それが"悪だ"と思う人ももちろんいるだろうけれど、自分以外の誰かから認められたり褒められたり好きって言われたり。そんな感情って嬉しいなって思った経験があるので!そんな経験則があって今の行動があります笑

なんの話??って感じなのだけど、そんなこんなで、私はまだ伝えることをやめたくないなって思って今に至ります。
だから今回も、余すことなく推しさんの素敵なところ、いっぱい書いちゃうんだからね☆笑


前置きが長くなるのが得意技なもので本当にすみません笑
ということで最後はこの方ですね!!


○ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ役:荒牧慶彦さん

やっとたどり着いた…険しい道のりだったぜ…笑笑
今回の私のお目当てです。彼のお芝居がどうだということは1つ目の記事にあらかた書いたので、そこと被らないようにいろいろ書きたいな!

はてさて、本当に今回のウィリアムという役どころ…台詞も多くて難しいし、何より感情の表現が最小限!

私の荒牧さんのお芝居で好きなところのひとつが「役の感情を体現するのがすこぶる巧いところ」なので、今回のウィリアムは感情が"目に見えて豊か"でないから、彼のお芝居はきっと光るだろうと目論んでいたのですが。

やはりそんな部分が、最高に彼の表現の見せ所だったなあと、思い返せばそんな気がしてならなくて。
怒りも悲しみも温かさも感情の高ぶりも、ウィリアムの中には確かに存在していて、それをウィリアム"らしく"、時に控えめに、かつ分かりやすく表情や声を駆使して伝わるように。

そうだ、彼はそんな芝居ができる人だ。

改めてそんな気づきがありつつも、毎回のウィリアムの表現が好きすぎてとろけてました笑


だってさあ!!私は彼の芝居で言えば、ダブリン男爵のエピソードが1番好きなのだけど!
最初から最高すぎやしませんか…「アンバランス、ではありませんか?」と問いかけるウィリアムに対して、反論しようとする男爵のセリフを食って「階級制度に慢心していると」って強く言うところ…あの穏やかでいて激しい怒り…んあ〜思い出しただけで好き!(落ち着いて)

それで、グレープフルーツのパイを口にする男爵を見てニヤッとするんですよ…観ました?観ましたよね??あの悪ーい笑み…最高でしたよね???(誰なんだ)

その後の男爵とのやりとりの際は言わずもがな、椅子に座って命を差出せるかを問う時の高圧的な笑みの最高さよ……
はあ〜〜〜〜尊い〜〜〜〜!!!ありがとう!!!好きです!!!!←

それで極め付けは男爵が最後倒れるところ…あの瞬間のウィリアムの笑みが怖すぎるし、その後の「あ、言い忘れていましたが」なーんて白々しく言う声!その時の深刻そうな顔を見て私はもうニヤニヤしそうなのを抑えるのに必死でした…最高すぎたありがとうございます…


それで、ニヤってする顔が毎度大好きすぎたんですよね、、
ダドリーの首を掴む時だったり、誘拐犯に向けて銃を撃つ仕草をする時…最後にマイクロフトさんに向ける笑みはもうトラウマレベルに怖かった最高大好き…!!

途中の"本物の"ウィリアムとその母親に罰を下す回想シーンで、赤い瞳を丸く見開いてゆっくりとセリフを言っていた時は怖すぎたし、その後逃げるウィリアムを目で追って、ゆらぁって動いて勢いよく木片を振りかざすところとか本当に怖すぎてもう…思い出しただけで鳥肌が止まらない…!!えっ素晴らしかったですよね??(誰に聞いてる)


そして表情のみならず声も最高なんですけど!
幼い頃のウィリアムの声が可愛いのも魅力だけど、やっぱり私は「ウィリアムの感情が最大級に高ぶってる時の声」がいちばん好き、、

それを私は、ウィリアムがモリアーティの計画を話す時だと解釈しているのだけど、その時のあの心の底から感情がぐわぁ〜って溢れ出してくるような声がたまらなくゾクゾクして大好きなんですよね…いや上手すぎでしょ……

「モリアーティの"抹殺"です」と目を見開いて狂気的に言う時の声や(この時の手の動きも好き)、「この国はきっと美しい…」と言う時の恍惚な声、もうたまらなく魅力的すぎて困ります好きです!!笑


それから戦う時の棒の扱いですね!(棒って言っていいのか?笑)

彼のマネージャーさん曰く、「長いものを持つと回しがち」ということだったけれど笑、なるほどそれで長いものの扱いには手馴れてるってワケか、なんて思っちゃいますね。刀を持った時の殺陣もびっくりするぐらいかっこいいですし…
(ウィリアムの姿で棒をぶん回してる動画が荒牧さんのマネージャーさんのツイッターアカウントであがっているので、気になった方はぜひ笑)


もう挙げれば全部好きってことになってしまうのだけど(ここは生温かい目で受け流すとこ!笑)、今回のこの憂国のモリアーティという作品の主演という立場で、荒牧さんのお芝居が輝いていたこと。ファンの目からしてみれば、とっても嬉しくて幸せだったなあ、、と思いました。

また素敵な時間をいただけて、本当に幸せでした!大好きな人の表現をこれでもかというほど浴びた時の高揚感…そんな特別な気持ちを毎度味わわせてくださることに改めて感謝です。


あなたの表現を、お芝居を、好きになってよかった。

心からそう思わせてくださるお芝居を毎度届けてくださってありがとう。やっぱりいつも大好きです!(この場で盛大な告白をすな)


荒牧慶彦さんのお芝居は、本当に信頼できる素敵なお芝居だと自信を持って言えるので!
ぜひ観たことのない方は観てみてくださいね…!(突然の宣伝はやめなさい)


はい、ということで!
好き勝手に語り尽くして満足したので、とっ散らかして終わろうと思います笑笑←

推しが主演を務める、ということは、ファンにとってもとても幸せなことですね。
きっと大変なことも多かったと思うけれど、少しでもその大変さが報われる材料を提供できていたら嬉しいな。

これからも、荒牧さんのお芝居が大好きだー!


*ここまでお付き合いいただきありがとうございました*


前記事①
https://note.com/rio_s2v/n/nf70e1d3e5ccc

前記事②
https://note.com/rio_s2v/n/n881af77d3e05



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