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【私がロジータを愛してやまない理由】SING

ロジータが好きだ!!!!


取り乱しました。すみません。


SING

劇場公開日:2017年 公開時間:1時間48分 アメリカ作
監督:ガース・ジェニングス 

もうご存じの通りですがあらすじ

閉館寸前まで追い込まれた劇場のオーナーであるコアラのバスターは歌のコンテストを開催させてお客さんを集めようとします。コンテストの優勝者には賞金が贈られます。が、その賞金は結局与えられず、コンテストに勝ち進んだ動物たちで劇場を盛り上げようと奮闘するのであった。


ロジータ!!!!

たくさんのユニークなキャラクターが出てくる中で、一番大好きなキャラクタがブタのロジータです。彼女は25人の子供の母親。夫は夜遅くまで仕事を続けるサラリーマン。子供の世話に追われる毎日。そんな彼女の癒やしは歌を歌うことだった。ある日、コンテストのチラシを見た彼女は実力試しに参加します。けれど、人前で歌った経験の無いロジータは良い歌声を持っているモノの、パフォーマンスは素人そのもの。けれどバスターの目にとまったおかげでグンターとペアを組むことでコンテストに出場させると条件を出されました。最初は戸惑うものの練習を繰り返すうちに彼女の内心もだんだん代わっていきます。

彼女、カチコチの理論派なんですよね。ダンスの練習もすべてステップを紙に書いて、「この通りに歩けばダンスが踊れるのよ!」と。はい、かわいいですね。

そして最終舞台では最初の内気なロジータとは打って変わって挑発的でセクシーなドレスに身を包んで登場し、見事に会場を盛り上げたのでしたと。

もう、素敵。何が素敵って、昔の自分の殻を破ろうと挑戦を繰り返して、最後には自分の才能を開花させるってところですね。


魅力、そして参考になるポイント

彼女の一番の魅力は努力をいっぱい積み重ねることだと思います。

歌の練習で家を空ける時間が増え、どうしても一人で家事をしなくちゃいけないというときに夫は働きづめで頼ることはできない。そこで徹夜をして全自動家事機械(??)を作り上げて自分の練習を専念できるようにしたのです。こうやって、自分のやりたいことと両立しつつ、やらなくちゃいけないことも器用にこなしていく姿勢はすごくすごく尊敬できるんですよね。宿題、レポート、掃除、洗濯しなくちゃ、でも執筆やりたいし、映画見たい、編み物したいし読書したいし……なんて頭の中は煩悩まみれなんですが、隙間時間を縫ってさささっと行動する。こんな簡単なことが案外できないモノなんですよね。けれどロジータ!!彼女は違った!!!

逃げないという姿勢が素晴らしい。しかも、より効率よく自分のしなくちゃいけない仕事もこなす彼女を尊敬しています。

しかも思いやりがパネエ

アッシュが恋人にフられたとき、ジョニーがショーを大成功したとき、真っ先に声をかけたのはロジータでした。これは母親を経験しているということ、ほかの出場者と比べて精神年齢が高いということがあるのかもしれませんが、めっちゃくっちゃ優しいんですねえ。それに、相手のことをよく見ている。優しさと派手さを持ち合わせている彼女。もうサイコーじゃんかと。

地味って言われているけれど

特殊な職業でもない、平凡な家庭を持つ彼女のキャラクターというものに一番共感を得るかもしれないと思います。けれど、誰もがみんな彼女のように好きなことを見つけてそれに没頭し、そして才能を開花させるということができるとは限りません。彼女のなかにある小さなカリスマ性が、彼女をビッグにさせたのではないかなと思います。

最後に

グループの中でお母さん的な役割をしつつも、自分の大好きな歌の才能を開花させて舞台でドハデにパフォーマンスを成し遂げたロジータ。彼女に注目しながらもう一度見てみてはいかがでしょうか!


それでは!


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