2020年、振り返りシートと置いていく記憶と記録
1月~3月:破壊と絶望
4月~6月:変化と対応
7月~9月:希望と道筋
10月~12月:進化(深化)と共創
2020年。今後どんなことがあっても忘れられないだろうなという一年となりましたね。
2018年から毎年行っている振り返りシートがあります。
それをいつも公開しているので、今年も公開します。
こんなに喜怒哀楽が表現された一年は、今までなかったのではないかと、このシートを見ると思わされます。
対面での出会い、密だからこそ生み出せる価値に注力してきましたが、それが否定される年となってしまいました。
こんなことが本当に起きうるのだなという絶望と、いや、それでも人との出会いを創造し続けることに価値があるという信念の狭間で揺らいでいた気がします。
そこから今まで価値を見出していなかった「オンライン」というものに、少しずつ移行しながら、今まで生み出してきた価値をなんとか生み出そうとしていました。
しかしながら、オンラインでの活動をし続けている内に、「オンラインだからこそ生み出せる価値がある」という気づきを得て、それに少し遅れをとり、「オンラインとオフラインを掛け合わせるからこそ、新たな価値が生み出される」という答えにたどり着きました。
「分断があるから分かり合えない、価値創造できないのはもったいない。」
その気づきから生まれた、10年以上言語化できていなかった言葉をやっと見つけることができました。
「あらゆる境界を融かしていく」
僕はこの言葉を心底大事にしていたんだ。
全ての行動の原点はここにあり、その行動の全てがそこに帰結するのだと。
言葉で表現すると、安直な表現になってしまいますが、創業以来、峻厳な年になったと思います。
それでも、この言葉と巡り会えたこと、仲間がいること、家族がいることが僕にとっての支えとなりました。
振り返りシートでは、数名しか名前は載せられませんでしたが、本当に多くの人に支えられた一年となりました。
社交辞令ではないです、マジです。
来年は絶望の中に見出せた希望と道筋に沿って、今以上に歩みを進めていきます。
「別に誰も待ってくれないし、誰も待っていない」ので、原点と最終地点はいつでも自分の芯に寄り添い、誰にも嘘をつかず、19歳から大切にしている「感謝・素直・誠実」という言葉をあらゆる事柄のフィルターにしながら、精進していきます。
観光業に携わった結果、「光を観る」という癖がついたようです。
どんな状況でも光を観ながら生きていきます。
僕と出会ってくれた、関わってくれた皆さんに感謝の言葉を。
有り難うございます。
来年もたくさん頼らせていただきます。
より良い発信をすべく、知識を蓄えるために活用させていただきます。