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エンジニア組織作りのためにやってきたこと

この記事を書いている時点で、私がIT受託ベンチャー企業の広報組織の責任者になってから1年と2ヶ月くらいが経ちました。

どんな施策をやって、どんな効果が出たのかを紹介します。

プランニング

広報組織の目指すところをチームメンバー全員でディスカッションし、ボトムアップ体制で目標設定を行いました。

トップダウンで決めるのではなく、メンバーにどうやったら組織が良くなるか問いかけて案を出してもらうことで、メンバー自身に動機を生み、活動の活性化を試みました。

ミッションは「エンジニアが楽しく働き成長できる場所を作り、それをブランディングする」です。

社内ナレッジ投稿推進

社員個人のアウトプット力を高め成長を促進すると共に、社内ナレッジを蓄え組織力を高めるため、社員にナレッジ投稿を推進するイベントの開催や、それを表彰する試みをしました。

景品ありイベント

景品を用意し、期間中にいいねを多く獲得した社員にギフト券を贈呈するイベントを開催しました。盛り上がりはしましたが、イベント期間以外の盛り上がりはあまり見られませんでした。

ベストアーキテクト

技術ナレッジに対してベストアーキテクト賞を創設し、より多く投稿した人や、より良い内容の投稿をした人を表彰しました。これにより、社内のナレッジ投稿を継続的に増加させることができました。

アドベントカレンダー

社外へのアウトプット経験を社員に積んでもらうと共に、組織の技術的ブランディングとして、広報主導でアドベントカレンダーを開催しました。

技術的発信が盛んな企業としての印象付けをし、採用にも貢献することができました。

技術雑談会

「エンジニアが楽しく成長できる」環境を作るために実施している集まりです。

特定のテーマに対して雑談形式で語り合う会を月一で設け、社員同士の技術ナレッジの共有や不明点の解消ができる場になっています。

KPT

Keep Problem Tryの略で、2週間ごとに活動の良かったところと課題点をチームで振り返る会を設け、PDCAを回しました。

これにより継続的に活動改善を図ることができ、効果的に組織作りを推し進めることができています。

まとめ・これから

以上の活動はチームメンバーの活躍あってのことですが、リーダーとしてメンバーの活動の方向性を導き、このような結果を組織に残すことができました。

今後はこれまで作ってきた組織文化を活かしてブランディングを進めていく予定です。

また、この経験で得た知識を他の組織にも応用できるように手法を磨き、エンジニアが楽しく働き成長できる環境作りを得意とした人材として活躍できるよう精進していきます。

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