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石巻にある水産加工会社「林正」の工場長に大学生がインタビュー!

はじめまして。石巻にある水産加工会社「林正」にて1か月住み込みでHP制作のインターンをしている谷口菜々美です。
今回は、林正で働く工場長の加藤さんにインタビュー!
林正での働くリアルをお届けします。



プロフィール

工場長の加藤さん。宮城県女川町の出島 出身。
高校卒業後に石巻へ。林正での勤務歴は10年以上。メダカが大好きで自宅では200~300匹を飼育。最近は親子で釣りに行くことも。

メダカを見ている時間が癒し




林正に入社したきっかけを教えてください

以前は他の水産加工会社で働いていましたが、東日本大震災で被災して、いつ再建するかわからない状態になりました。その時に、もともと知り合いだった現社長から声がかかり、林正で働くことになりました。
もう12~13年になりますね。




業務内容を教えてください

私は市場に行かないで、基本工場内での作業です。朝は干物や鮮魚出荷など、その日の加工内容に合わせた工場の準備から始まります。その後、他の社員が合流して、8時から箱詰めなどの作業を開始します。その日の加工分が終わり次第帰宅となります。

家が近いのでお昼休みは、一度帰宅。




インターン期間中に工場や市場で取材をした際、社長と社員さんの距離が、とても近く感じました。社長との関係性や林正の雰囲気を教えてください。

どこの企業も社長って指示だけ出して、あまり現場に来ないイメージ。
でも、うちの社長は忙しかったら一緒に手伝ってくれるし、家族のような感じで接してくれる。気さくで話しやすく、従業員を大切にしてくれますね。

 ー「働いてて楽しい。」
毎回怒ったりではなく、従業員にいろいろしてくれて、そういうところがいいですね。なので、ずっと働いてます。右腕とかではないんですけど、力になりたいなと自然に思います。


林正での業務面で面白さや、魅力を感じるところはありますか

年中同じ作業じゃないところですかね。鮮魚だけ、加工だけという水産加工会社もありますが、林正では、その日の仕入れや季節によって、扱う魚や作業内容が変わります。春先はイナダ、オキアミとか。

ー「年中仕事があるのがいいですね。」
水産業は、台風が近づいているときとか天候によって市場休みで、仕事も休みになることも多いけど、林正は鮮魚出荷だけでなく加工物とかがあって、安定して仕事があるのがいいですね。



最後に、今後の目標や社長へのメッセージをお願いします!

温暖化の影響で市場に揚がる魚がここ数年で変化してきてるので、社長も分かっていていろんな魚種にチャレンジしてくれてます。自分もそれに「どこまでもついていきます。」



インタビューをしてみて

寡黙な工場長ですが、照れながら「ここでいうのもあれですが、、、いい社長です」と話す姿から、この会社や社長への愛が伝わってきてました。
加藤さん、お話ありがとうございました!

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