技の種類(剛柔流)

技は
剛・柔・流の三つに分けている
具体的には下表のように区別している
剛・柔・流をそれぞれ3段階に分ける

技の表(剛・柔・流)

このように区別している理由がある

例えば
剛の稽古を行う場合
剛1と剛2と剛3では
身体操作の矛盾が生じている

そうすると
それぞれの段階について理解しようとしても
身体操作が矛盾しているため
同じ剛の技なのに
それぞれが別のように見えてしまう
しかし
意識の観点でみると
剛1と剛2と剛3は
同じ臍下丹田を使っていることがわかってくる

共通項は
身体ではなく
意識である

技をかけるとき
操作するのは
意識であり
身体ではない
意識のあとに
身体が動いている
(意識は思考ではない)

意識により
身体操作の区別ができてくると
理解しやすくなる

他の武術や合気道の分類にも役に立つ
混ぜて理解しようとすると
同じ意識のなかで身体操作に矛盾が生じるため困難だが
意識操作で分けるとわかりやすくなる

同じ合気道の中であっても人によっては異なる技を行っている

例えば下のように分類できる(大雑把に)
・剛1:岩間流 養神館 示現流
・剛2:西野流呼吸法 気功法
・剛3:八卦掌 光輪洞
・柔1:剣術系古武道 柔術 山口清吾師範の技
・流:塩田剛三師範の技 西野流呼吸法

これらの分類は
技をかける側でなく
技を受ける側を見るとわかりやすい



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