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フルタイムで働きながらの幼稚園生活


約1年前に絶賛悩んでいた幼稚園のこと。

その後、今年の4月に長女は幼稚園に入園しました。
先日行われた初めての運動会。
年少さんは可愛い中にも入園から半年間での成長を感じ、年中さん、年長さんと学年が上がるごとにこんなこともできるようになるのね!と感動し、「この園に通えてよかった」とあらためて思いました。とはいえ、働きながらだと大変なところもやっぱりあります。

1.幼稚園か保育園か

前提として、わが家の場合、絶対幼稚園に通わせたい、と最初から考えていたわけではありませんでした。むしろ、夫婦共フルタイムで働いている限り幼稚園という選択肢は無いと思っていたくらい。

幼稚園と保育園どっちがいいの?というような記事もよく目にしますが、もちろん管轄している行政が違うし機能としての差はあるものの、「幼稚園」「保育園」と一括りにできるものではなくて、幼稚園でも保育園でも園の環境、規模、教育方針によるところが大きいのではないかと思います。私が住んでいる地域にはないのですが、最近はこども園も増えていますよね。
今通っている幼稚園とは別の幼稚園の説明会に行ってみた際、説明会に参加している保護者の雰囲気から何から全然違って驚いたこともありました。

なので、我が家の場合は幼稚園だから選んだ、ということではなくて、たまたま通わせたいなと思った園が幼稚園だったということなんだと思っています。
これから書くことはすべて、「幼稚園だから」ということではなく、あくまで娘が通っている幼稚園の場合、という一例です。

2.幼稚園に移ってよかったところ

・夜寝るのが早くなった!
広い園庭で思いっきり体を動かして、夏は毎日プールに入って、園では昼寝もしないので(預かり保育の間に昼寝したければ寝られる環境ではあります)、疲れて帰ってきて夜寝るのが早くなりました。保育園時代は布団に入ってから寝るまで1時間以上かかっていて寝かしつけのストレスがそれなりにあったのですが、そのストレスが減り、子どもが寝た後に私が自由に使える時間が増えました。
でも、きっとすぐに体力がついてまた夜起きていられるようになるのでは?というのと、最近は下の子が体力がついて夜なかなか寝てくれなくなったので、夜の自由時間は減る傾向にあります…。

・習い事
働いていると習い事に週末連れて行くのも親の気力体力的に大変だなと思って昨年までは何もしていませんでしたが、幼稚園の課外活動を活用して預かり保育の間にできるのはありがたいと思っています。今年は1つですが、来年以降は娘の意向を尊重しつつもう少し増やしてもいいかなと思っているところです。

・充実のカリキュラム
まず驚いたことは年間予定表がびっしり!加えて、行事だけでなく日々の活動内容もしっかり計画されていて、指導が行き届いていると感じることが多いです。
通っていた保育園が自由にのびのびの方針だったこと、さらにコロナ禍でイベントは何もできなかったので大きな違いです。

3.そんなに心配しなくてよかったなと思うところ

・預かり保育の過ごし方
縦割り保育でわいわいやっていて楽しそうですし、長期休暇中の1日預かりもコンテンツをしっかり考えてくださっているので、全然心配なかったです。

・新しい環境になじめるか
娘は入園当初思っていたよりも馴染むのに時間はかかっていて、1学期の間は緊張して自分を発揮できていない感じだったので、娘にとってよくない転園だったか…?と少し心配もしましたが、最近ではとっても楽しく通っています!色んなことを教わったら教わった分だけ吸収してぐんぐん成長しているのも感じます。

・働いている母の少なさ
まだまだ働いているお母さん、特にフルタイムで働いているお母さんは少なくて、これが現実か、と驚きました。ただ、働いているお母さんがまったくいないわけではないし、同じバス停から園バスに乗るお母さんと交流はできているので、働いているから娘や自分が疎外感を感じたりやりづらさを感じることはないです。
コロナ禍で平日のランチ会なとができないというのもあるかもしれません。

4.働きながら幼稚園の大変なところ

・平日の行事が多い
共働きが前提とされている世界ではないので、保護者参加の行事が平日に開催されます。参加必須では無いけれど見てみたい、見に行ってあげたいという気持ちで、中抜けや半休などで対応しています。
行事の準備で午前保育(=預かり保育なし)などの日もあるので、夫婦間での調整、時に実家やファミサポさんの手を借りてやりくりしています。

・長期休み
幼稚園は夏休み、冬休み、春休みがあります。園によると思いますが、通っている幼稚園は長期休暇中は預かり保育の時間が普段よりも短くなるので、これまた仕事の時間を調整する必要が出てきます。特に夏休みは長いので、まったく勤務時間の調整や在宅勤務などの融通がきかない職場かつ祖父母などにも頼れないとなるときついだろうなと正直思います。

・お弁当
通っている園は給食が週1回だけで他の日はお弁当です。夫と分担しながら、というかわが家の場合はほぼ夫が作ってくれています。感謝。

・用意するもの(裁縫系) 
手作り指定では無いので既製品でよかったのですが、名前をつけるなどの作業で入園準備やプールの準備などはそれなりに大変でした。裁縫が得意な義母が喜んで作ってくれるのでとてもとても助かっています。

・きょうだい別園
幼稚園そのものの話では無いですが、下の子が保育園に通っているので、別園はやっぱり大変だなと実感しています。晴れていて気候が良いときはまだいいのですが、真夏の暑い日や雨や雪の日のお迎え、行事が重なった時など…。

5.大事なこと

言わずもがなだと思いますが、幼稚園か保育園か、ということよりも、教育方針に共感できて通わせたい園か、子どもに合っていて楽しく通えそうかが大事なんだろうなと思っています。

この先どんな子に育つかは予想できませんが、乳児、幼児の間どんな環境で過ごすか、過ごせるように環境を選ぶかは大事なことだと思うので、園に足を運んで自分の目で確かめること、通わせている方に話を聞くこと。
とはいえ、待機児童問題もあって、特に保育園の場合は通わせたい園に入れないケースの方が多いと思うのですが。

ちょうど保育園の申込みや幼稚園の面接シーズンだと思うので、去年の私のように悩んでいる方にこんな例もあるよ、と届いたら嬉しいです。

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